漕手のやんごとなき日常

~立教大学体育会ボート部の日常を漕手目線で~

10月28日 4年中田 戸田でホットな話題

2016-10-28 17:57:19 | 日記
テレビで毎日のように取り上げられる2020年東京オリンピックのボート会場の問題。
ボート部に所属している一人としてこれからの展開が気になる問題です。

ですが、今のところ正直あまり興味がありません。なぜか。2週間後の全日本選手権大会のことで頭がいっぱいだからです。RIOオリンピックの影響で、例年よりも遥かに長引いている今シーズン。チームの、個人のモチベーションを保つことに工夫が必要でした。そして、学生最後のシーズン目標「全日本優勝」が目前まで迫っている中、僕の中で海の森だ長沼だ彩湖だといった話はあまり重要ではないのです。

そんなシーズン最後のレースへ向けて、夏も終わり秋も何処へやら、冬が迫っているなか、二人の先輩コーチ(補佐)が毎日のようにご指導にいらしてくれています。前主将副将コンビのDaisuke Hishiki先輩(以下D先輩)とSei Yokoyama先輩(以下S先輩)のお二人です。
D先輩は現在大学院に通っている側ら、後輩の我々のために引退後もチームに貢献してくださっています。早朝3時に起床し、足立区からママチャリを走らせ、朝練のチャリ番や最近では下級生と一緒に乗艇してくださっています。やはり、引退後にUT(何十キロという長い距離を延々と漕ぐトレーニング)は身体へのダメージが想像を遥かに超えていたそうです。。。。
S先輩も進路変更のため今年まで学生の側ら、ご指導いただいています。ご自宅が遠いため、前泊していただいている毎日です。(つまり、連泊!!)しっかりとした寝床をご用意することができないなかで、本当に有難い気持ちでいっぱいです。乗艇だけでなくウェイトまでしてしまうアクティブぶりです。
お二人が現役の頃よりも、現在のほうがぶっちゃけた話もでき、より仲良くさせていただいています。主将や副将の幹部の苦労話に花を咲かせる毎日です。

立教ボート部は、こうして引退後も先輩がチームに貢献してくださることにより成り立っています。もちろん、現場ではないところでも多くの先輩方がサポートしてくださっています。こうした先輩方のチームへの貢献が、現在の立教ボート部の強化につながっていて、決して現役は勘違いをしてはいけません。
我々4年も16日後には、与えてもらっていた側から与える側になります。これまでの多くの感謝の気持ちを後輩たちに伝えていく義務があるかと思います。
ですが、その前に先輩への感謝の気持ちを結果として示します。
全日本優勝しか興味ありません。

最後の日記ですが、相変わらずな感じになってしまいましたね。