Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

親切のバトン

2007-11-04 23:45:13 | 日常
夜7時からスタバで原稿を書いていた(仕事外の原稿)。

3時間ぐらいいて帰ろうと思い、
荷物を持って外に出たら、青年が追いかけてきた。
「あの、これ忘れてますよ。」
今日ジュンク堂で買ったばかりの袋に入った本、
私がイスに忘れてたのを届けてくれた。
となりのテーブルに座っていた青年であった。
お辞儀をして去っていった。ありがたや。

(京都リサーチパークのスタバ、午前4時まで開いてる)

忘れもの、最近こういうの2回目。いや、もっとあるか。
この前も、新幹線から降りてくる時に、
座席前のポケットに切符を忘れて(アホやー)、
隣にいた若者がデッキまで追いかけてきて届けてくれた。
「わっ、ありがとうー!ご、ご、ごめんなさい。」とびっくりしてお礼を言うと
(だって忘れてること自体気がついてないんだもの)、
あちらも「いえ」とぺこりとお辞儀をして去って行った。

他人なのにね。
他人のドジやおっちょこちょいを身体を動かしてまで
カバーしてくれる人々にホントウに感謝である。

落としたのに気づかない人に「落ちましたよ」
困っている人に「大丈夫ですか」
迷っている人に「こっちですよ」

当たり前だけど、私もそんな存在でありたいものだ。

あ、もういっこ、
この前、東京の地下鉄で立ち寝をしながらつり革につかまっていたら(ほんとに辛かった)
前の人が席を譲ってくれた。
ありがたや。

親切のリレーは生きてるかぎりずーっと続くのだ。
私のほうからバトンを何回わたせるだろうか。