Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

同窓会にて教え子に再会!

2008-01-28 23:18:01 | 日常
実家に帰り、同窓会に行きました。
群馬県で教師をしていた頃の、教え子たちです。今は22~23歳になっています。

私を含めて18人、3年12組の同窓会。
看護系、福祉系へ進路をとる子たちが多かったクラス。
2年前の同窓会では、まだ誰1人、看護士になっている者はいなかった。あのとき「国家試験の勉強たいへーん」とかなんとか言っていた彼女たち、今は3人が無事に看護士さん。それ以外の看護士志望者たちも、准看護士から正看護士へと勉強を続けている様子。福祉施設へ勤めている子たちもがんばって続いているようだ。

「へぇ~、K岡が注射?」
「え、S山が福祉施設の立ち上げメンバーに?」
「遅刻の女王S原が美容師になって毎朝埼玉まで通勤してるの?」
「K林がお母さんになってる!」

ほんと、感慨深いものです。病院にいって、教え子が注射担当だったらちょっぴり怖いわ、笑。
そんなことを言ったらかなり怒ってたけれど。

どこが中心ということもなく、あちこちで話の輪が咲く。誰かが仕切ることもなく、自動運転モードで一人一人がその場を楽しんでいる、そういうのが12組の特徴。それでも、全員がきちんと話しに来て、近況を聞くことができ、お互いに喜びあったり、励ましあったり。辛い時期でも会いに来てくれた子がいたのが、嬉しかった。なかなか、そういう時期にはクラス会って足が遠のくよね…。ありがとね。ひとりひとり見ていると、ふっと記憶がよみがえります。あ、この目つきにあの頃はさんざん苦労させられたものだ、とか、このキレやすさに私だって傷ついたさ、とか(笑)、この凛とした表情は私の心のオアシスだった、、、とか。

教師をしていた頃のあの期間は、私の中では揺るがない記憶となっています。
けれど、この夜に会ったのは、あの頃の出来事の記憶から飛び出た彼女たち。
今も、生々しい現在を生きる彼女たちです。

「あの3年間に出会った生徒たち」というふうに完結するはずがなく、
あの3年間の延長上に今もひとりひとり現在形として存在していることを実感しました。

おまけ:

深夜1時過ぎに残ったメンバーでプリクラなんて撮ってみたよ。
わーい、プリクラなんて何年ぶりよ♪

友達+赤ちゃん=幸せオーラ

2008-01-28 23:05:16 | 日常
1/26、実家にて高校時代の友達に会う。

久しぶりに会った彼女はとってもスレンダーな素敵なママに。
ランチの約束をしていたので、駅まで迎えに来てもらいました。ロータリーで彼女の車を見つけると、すぐに乗り込み、走り出した私たち。
しばらく車内でお互いの近況などいろいろキャッキャと話してたら、
「フガフガ…ングッグウ」と後部座席からなにやら声が。
ふと振り向いたら赤ちゃん!彼女の愛娘、さよちゃんです。
やだー、一緒に乗ってたの、知らなかった!!

あ~、びっくりした。

イタリアンレストランでランチ。
さよちゃん一緒で大丈夫かなあと思ったけれど、とってもおとなしくて、ぜんぜん泣かず。
ちょっと見てると、頭上にぶらさがったおもちゃを、ベビーカーの中で精一杯背伸びをしながらつかもうとしている。つかもうとしては、よけいにおもちゃが手から逃れてブランブラン揺れる。それに夢中になって、何度も何度も同じことをして遊んでいました。すごいなぁ、もう自分の意志で手を伸ばしたりできるようになったんだね。遊んでいるというよりは、何度もそれをくりかえして、手の感覚やモノをつかむという行為を、学習しているのです。こういうことって、留学中に「発達」の授業で習ったけど、親友のこどもが実際そうしてるのを見ると感慨深いものです。

おもちゃ遊びをやめたかと思うと、ランチの間じゅう、さよちゃんは時折私のことをじーっと見つめる。お母さんとは違う人がいるから、それがどういう人なのか確かめようとしている感じ。これは、離れていてもお母さんが誰であるか、お母さんのシルエットや顔をもうすでにしっかり認識しているということ。最初は声や匂いで自分の母親を認識するのですが、離れていても、ちゃんと分かってるのね。ベビーカーの中から、私をじっと見つめた後に、横に座っている彼女のこともじっと見つめて、「うんうん、これが私のお母さん」となじみのある形、姿を確かめているようでした。

愛らしいなぁ。

至極自然なことだけれど、彼女とさよちゃんの間にある、見えないけれど力強いつながりをとてもあたたかいものだと感じました。そうだよねぇ、この子は彼女の身体の中から出てきたのだものね。そして出たら出たで、母乳をもらわないと生きていけないのだものね。母と子の絆はなにものもおかすことのできない、とっても神秘的なもの。そんな自然でとても当たり前なことだけれど、あらためてその営みに感動してしまうよ。

30代でこどもを産むといろんな意味で落ち着いていて、子育てにも余裕が出るのだ、と彼女が言っていた。初めて母親になった彼女は、雰囲気がすこし変わった。なんだか母子ともに、本当に落ち着いていて、一緒にいるこっちまでその幸せなオーラを分けてもらった感じだった。アリガトウ。

育休が終わったらまた職場に戻る彼女。今のこの幸せな時間を思う存分、満喫してほしいな。
赤ちゃんて赤ちゃんの匂いがするよね。
くんくん、くんくん、と赤ちゃんの匂いに癒されながら、まったり土曜の午後は過ぎていきました。


群馬では空が大きいよー。