紘子です
いよいよ3月、春の訪れですね
うちの庭にも蕗の薹が芽を出しました
わたしたち人間も、冬の間じっとしていたエネルギーが動き出す季節ですね
こういう季節こそ解毒
まだよもぎ摘みには季節的に早いので、お店で購入したお茶でとりあえず春の体調管理始動
蕗の薹も、小さい芽を見つけて(写真のはもう大きくなりすぎですね)、蕗の薹味噌やてんぷらにしていただこうと思います
だんだん自分の生活が、季節に沿ったおばあちゃんの知恵袋的な感じになってきているここ数年の私…
こういう流れ?の最初のきっかけを思い起こせば・・・味噌作りを勧められて始めたことだったと思います
仲良くしているソウルメイトな人生の先輩(主婦です)の方に「味噌作りいいよ」と言われた・・・のですが、はじめは「え~っ、大変そう
」と思い1年スルーしました(笑)
でも、次の年なぜか「やっぱりやってみたい・・・やり方おしえてくださあい」とお願いして作り方を伝授いただきました。
その方は、石川でもうず~っと何年も味噌を家で手作りしてさまざまな試行錯誤を繰り返してきた方なので、「これで失敗ないわよ」という素敵な方法を教えていただきました
はじめの一年は段取りがよくなくて少々疲れたかな
でも、全体の流れがわかって段取りがしっかりできれば全然問題なくできると思います
お陰様で今年でもう4年目になりますが毎年いい感じです
美味しい上に(家族にも好評)、みんなの健康も守られる
(私はこの冬は風邪で寝込むことはなく年々免疫力がアップしているなって実感があります)
何事にも先達はあらまほしきことかな、って本当だな~とつくづく実感
(ありがとう
)
こういう発酵食品の最適な作り方はその土地の風土でかなり差があるという感じがしているので(湿度・気温に大きく左右されますから)、
その土地土地の人生の先輩に聞いてみるのが早いですね 経験に基づいたいい方法が聞ける可能性が高い
私も、自分のおばあちゃんを始め、温泉で出会った人生の先輩の女の方にインタビューして味噌以外にも保存食の作り方を教えてもらったりしました聞くと答えてくださるし、伝えたいって思いを持っていらっしゃるんです
あと、味噌造りに限らず、何か自分にプラスになりそうなことをやってみようと思うとき・あるいはそれをやらなければならないよ~ってときにはいい情報が入ってきたりお知らせ
があると思うので(誰にでもね)、私のように1年スルーせずに(笑)素直にやってみるのがやっぱりお勧めです
(私の場合は「発酵食品取り入れなさいね」というメッセージだったと思っています)
味噌に話は戻って、参考までに、私が石川でやっているいい感じなポイントをご紹介すると・・・
(味噌の作り方の全体的な流れはいくらでも調べられるのでここでは割愛)
① 大豆を戻すところからすべて水は白山さんのご神水を使う
② 大豆は9割方蒸す残り1割ほどを茹でて茹で汁を種水とする
なぜかというと、蒸したほうが圧倒的に甘みがあって美味しいから
食べ比べると全然違います。できた味噌も甘みがあって美味しいですよ。
③ できた味噌は、カメの中で昆布でくるむ(カビ防止)
この中に味噌玉を詰めていきます。
最後に昆布で蓋をして、ふちに塩をふり、重しをしてあとは今年の晩秋まで基本的にそのまま・・・(もう少し早く食べようと思えば食べられるそうですが、冬に仕込んで春・夏・秋と季節を一周したほうが美味しいよとのことでした)
天地返しもしません
もし昆布の上にカビが生えたら、そこだけふき取り焼酎でスプレーして消毒したりします。
(今まで中の味噌にはカビが生えることはほとんどなかったです生えたとしてもそこだけさっとこそげとればいい程度
)
教えてくれた方によると、この昆布が、いい感じに出てくる水分を吸い取ってくれるそうです
コロンブスの卵的な方法でしょ(笑)
ただ、この③の方法は石川のほかの地域でどれくらい有効か、はたまた逆効果?かまったくわからないのでそういう前提で読んでください
でも面白いのであえて紹介しました
④ いいエネルギーを込めて作る
どんなに材料にこだわっても、作っている間にネガティブな話をしたり、また自分がとっても疲れていたりするとやっぱりいいお味噌にはならないみたい
普段の料理でももちろんそうなんだけれど、発酵食品は生きた麹さんたちが働いてくれるものだから彼らは人間の波動もキャッチするんでしょうね~
気持ちいい音楽をかけながら作る、とか気分よく作れるよう工夫してみるといいかもしれませんね
以上4点が現在の私の作り方のポイントかなって思います
今年は、家族の体の浄化と健康を祈ってお塩は岩戸の塩
・住吉大社(大阪)の清め塩
・天橋立のお塩
(お土産でいただきました
)をinしたよ~
どんなお味噌になるかな~
待つ楽しみもまた乙なものですうふ
追記☆
左がおととし仕込んだ味噌、右が去年仕込んだお味噌です
一年たつと発酵が進んで全然色が違います
(麹の菌ちゃんたちが生きてる~
)
私は甘い麹味噌が好きです
大豆のつぶし方も結構適当で・・・ところどころごろんっと豆が半分残っていたりします(
発酵のためにはちゃんとつぶしたほうがいいです)
こだわりのないところにはとことんない大雑把なやつです(笑)
ま、こんな私でもゆるゆるっと味噌造りできてるので、ぴんときた方はぜひ今度チャレンジしてみてくださいね