こんにちは、 ゆうこです
昨日の地震にはびっくりしました。
東北地方の方々、揺れの強かった地域の方々、皆さんの無事をお祈りしています。
私は常々、キャンプの装備は防災装備に通じる、と思っています。
最初、行動編をお届けするつもりでしたが、万が一この時期に避難生活になったら、
と考えて、先に装備編をお伝えすることにしました。
何か参考になれば嬉しいです。
冬キャンプを快適に過ごすために必要なもの!
それは防寒対策です。
おすすめその① 高機能インナー
一番のおすすめはインナーを高性能の防寒使用にすること。
インナーさえしっかりしたものだったら、上に着るものはユニクロで何とかなる!
でも、インナーがしっかりしてないと、上にいくらいい機能のものを着込んでも、効果半減~~。
と私は思っています。
私が愛用しているのはこちら
モンベルのスーパーメリノウール。上下で約2万円ほどしますが、お値段するだけあって本当に温かい!
そして温かいだけじゃなく、速乾性なので、汗をかいても冷えることがない。
この上にレッグウォーマーをつけ、カシミアのスパッツをはき、ユニクロの暖パンをはきます。
上はウールのタートルネックを着て、その上にネルシャツとパーカーを羽織ります。
冬とはいえ、昼間は風がなければ結構温かく、動いているとこれだけでも暑くなったりします。
でも、夕方から冷えるので、ウルトラライトダウン・スノボで着る上着(弟に借りました)
を上からさらに着込んでいきました。
おすすめその② 腰回りを温めるキルティングスカート
ズボンだけだと、真冬の屋外で過ごしているうちに私はお尻が冷えてきます。
でも1枚これを身につけるだけでぐんと温かくなります。
私はキャンプ専用に使おうと、ユニクロのセールを狙って安くゲットしました。
ひざより少し下くらいまであります。ひらいてひざ掛けのようにも使えて便利です。
(白くなっているところは、テント内でストーブに接触してしまい、溶けてしまったところです)
おすすめその③ 焚火パーカー
キャンプではたき火をすることも多いので、綿素材のものでないと火の粉が飛んで穴が開いてしまいます
でも高機能で暖かいのはポリエステルなどの合成繊維。
そんな時は綿素材の焚火用の上着を一つ持っておくといいです。
私は男性用3Lのものを買いました。
これならスノボウエアの上からでも着こめるし、丈が腿の半分くらいまであるので、ズボンのカバーもできます。
おすすめその④ スノーシューズ
屋外の冷えは、地面からやってきます。
それはもうしんしんと、じわじわと。
旦那からは「せっかく町でも使えるおしゃれブーツなのに。汚れちゃうからもったいないよ。」
といわれたスノーシューズ。
でも、今使わずしていつ使う!と持っていったら大正解でした。
これをはいていなかったら、たぶんテントの外に出るのは10倍くらい「いやだな~~~」となってしまって
外での活動が全然楽しめなかったと思います。
シロクマ印がかわいい、ソレルのスノーブーツ
おすすめその⑤ アウトドア用石油ストーブ
今回これがなかったら生活できなかったでしょう!
寒い冬の強い味方、石油ストーブ!
持ち運びできる小さなタイプですが、テントの中で使うには十分。
最初テント内でストーブを使うと聞いたときは
「一酸化炭素中毒、大丈夫??」とかなり心配だったのですが、
うちのテントは部屋が中で2つに分かれているので、換気をしながらリビング代わりにしている場所において
寝室用の場所では焚かないようにしました。
やっぱりテント内が暖かいと、中に戻ってほっとできるので、寒い外でも元気に活動することができました。
また、我が家ではエアコンと電気ヒーターを使っているので、もし停電になったとき
暖を取る方法がなくなってしまうということも考え、災害対策用にもなると思って購入しました。
おすすめその⑥ 冬用エアーマット
テントで寝袋を使うとき、下にエアーマットを敷くのですが
ドッペルギャンガーというメーカーが出している冬用エアーマットがすごいらしい!
と旦那が情報を仕入れ、以前購入していたようです。
今回初めて使ってみましたが、夏用の2倍は軽くある厚さなので、確かに地面からの冷えが上ってこない
寝ている間に風邪ひくかも・・・という心配は杞憂に終わりました。
また、ほかのテントの様子も見ていると、結構使っている人が多かったのが湯たんぽでした。
次に冬キャンプをするときは、私も持参しようと思います。
防災対策としての付け加え
・携帯用カセットガスアウトドアヒーター
バスケットボールくらいの大きさで、重さも軽いので女性でも簡単に持ち運べます。
石油ストーブは重くて車でないと持ち運べませんが、これは手で運べます。
また、鍋料理の時に使う携帯ガスボンベ1つで稼働できるので、石油が使えない時も暖が取れます。
・モンベル登山用テント(2人用)
登山用なので軽量化されていて、女性でも片手で持てます。
避難所に入れなかった場合はもちろん、とても小さいので避難所で区分けされた場所で使うことも
できるかも、と思っています。(中は詰めれば大人3人くらい寝られます)
外からは中が見えないので、女性が着替えるときやプライバシーの保護に活用できるのでは?と考えています。
・汗拭きシート
・おりものシート
・化粧落としシート
ちょっと汚い話ですが、冬キャンプ中私はお風呂には入りませんでした。
気温も低く乾燥していることと、高機能インナーが速乾&臭いを取る機能つきだったので、3日間入らなかったです。
最初は温泉に行く気満々でしたが、お湯から出ても温かい場所にいられるわけではないので
湯冷めしてかぜをひきかねないと思い、最終日に温泉による時まで我慢しました。
お風呂に入れないけれど、さっぱりしたい時、キャンプでは汗拭きシートを使って体を拭いています。
また、下着は着替えとして持っているものの、今回のようにたくさん着込んでしまって脱ぐのが一苦労な場合、
おりものシートを下着に貼って、それをトイレで代えるようにしていました。
また、キャンプ場では水を汲みに行かなければならないため、テント内では節水が基本です。
(水は重いので、できれば何回も汲みに行きたくない)
そして、水がとても冷たいので家でのように普通に洗顔するのは大変です。
そんな時は、化粧落としシートを使って顔を拭いています。
(何も顔に塗らなければ落とす必要もないけれど、キャンプでノーメークは自殺行為!オールシーズン日焼け止めが必須です。)
災害時は停電・断水もセットになっていることが多いので、
キャンプ生活の小さな知恵を知っていると役にたつかもしれません
地震、このままおさまりますように。
次は行動編に続きます。
キャンプ素人の私でも、冬キャンプが想像できました!
今回冬キャンプしてみて、経験するって大事だな、と思ったよ。
備えあれば患いなし!だけど実際、使ってみないとわからないものって結構ありそうですしね!
キャンプで楽しみつつ!サバイバルの力もつけられて!
今、生きてくための必要な力って感じがします!
断水した状況でのシミュレーション☆
汗拭きシートの件も、為になる知恵のシェアに感謝です
結構ぶっちゃけすぎたかも!?とも思っていたので、
温かいコメントにほっとしました
使ってみないと、わからないし、使ってみないといざという時も使えないですしね。
最初、私はガスボンベを取り付けたり、ガスコンロにライターで着火するのもおっかなびっくりでしたが、今はできるようになりました。