ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

会話すること

2009-08-18 19:41:27 | Weblog
土日に一言も言葉を発しなかったら、月曜日、声が出なくなった。

周囲の人が話している内容は理解できるし、
それなりに自分の意見もあるのだけど、
声を発する必要性を感じないから言葉が声にならない。
そして、喉がかたまってしまったのか、声を出そうとしてもうまく出ない。

周囲は、体調悪いのかなどと心配してくれるんだけど、
そういうわけでもなく、ただ声が出ないだけ。

それで私は不便に思わないから、
そのまま当分は声を失っても構わない、という心境だった。

心理的な理由から、声が出なくなる人がいる。
本人が焦るのは、周囲が心配するからだろう。
もとより、1人で引きこもっていたら、声を出していないことにすら気付かない。
私は週末の2日間、読書していろいろと考えていたから、頭や心にはたくさん言葉があふれていたし、
ブログを書いていたから、言葉も出していたので、
声を実際に出すということに、まったく意識がいってなかった。

昔はよくこんなことがあったから、私としては居心地がよかったくらいだ。

こう考えると、私にとって、仕事でいろんな人と会うことは決して得意なことではなく、
消耗戦なんだなあ、と改めて思う。
人に会うことは、確かに私を豊かにしてくれることではあるけど、
どうも限界が近いような気がするなあ。