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湘南でゆるゆら暮らしココロ赴く先へガシガシ出かけるライター山秋真が更新。updated by Shin Yamaaki

どうなる?どうする?秘密保護法案:11.26衆院で強行採決/舞台は参院へ:主権者の意思示そう

2013-11-27 21:52:11 | 秘密保護法

11月26日。

衆議院がなんだか残念なことになっていて。

胸のうちでは、

かなり忙しくてクタクタなんですけど、わたし…

でも主権者のひとりとして、これ見すごしちゃダメだよね…

などと逡巡しつつ、

仕事が終わってから電車にのって東京へ。

 

着いてみると、官邸方面、かなり人が集まっている。

国会議事堂前が人が少なめと聞いたので、そちらへ向かってみた。

ドラムやトランペットやタンバリンの音とともに

「秘密保護法ぜったい反対」

「悪法とおすな」

などのコールが響く。

20時を少しすぎたころ

特定秘密保護法案が衆院本会議を通過したとのしらせ。

どよどよどよ

と、ざわめきが起き、ドラムの音がひときわ大きくなり、コールが変わった。

「法案、撤回」

「安倍政権は、恥を知れ」

「自民党は、恥を知れ」

「公明党は、恥を知れ」

「みんなの党は、恥を知れ」

「悪法、撤回」

国会はというと、ぞくぞくと警備を強化中。

でも、国会前に集まってた人たち、どうみてもフツーの人びと。

いてもたってもいられなくて

仕事や用事のあとに駆けつけてみましたワタシ/ボク、って感じの老若男女。

警戒の矛先、間違ってない?

 

知る権利は民主政治の根っこだし。

自由にものが言えない社会はイヤだし。

言論統制まっぴらごめん。

――ならば、言うべきことは、いま言っておかないと。

言いたいこと、わたしもいろいろある。

ここでは一点だけ。

 

国策にモノを言って

国や電力会社から訴えられている人たちが、既にいる。

損害賠償を請求する裁判のかたちをとっていても

狙いは賠償金の獲得ではなく、

本人や周囲や潜在的なモノ言う人びとを脅して委縮させる口封じ。

 

この種の裁判をアメリカではスラップと呼び、多くの州で禁じられている。

日本では、原発や米軍基地の現場でスラップが頻発している。

民主主義のこの退行を止め、回復させなきゃ、とわたしはおもう。

 

この秘密保護法案が成立したら、

人びとへの委縮効果はもっと増すだろう。

民主国家が、主権者を委縮させて、どうする?

 

舞台は衆議院から、参議院へうつる。

この法案を成立させないため、しっかり意思を示そう。

それぞれの場で、できる人が、できる方法で。

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