湘南ゆるガシ日和 ・・・急がず、休まず

湘南でゆるゆら暮らしココロ赴く先へガシガシ出かけるライター山秋真が更新。updated by Shin Yamaaki

アフリカな日々ふたたび:ザンビア/カメルーン便り

2010-03-15 23:10:25 | 世界
このところ、縁あってふたたびアフリカな日々。
今回の仕事はおもにザンビア関連。
ザンビアってどこ? という人のため、少しご紹介を。

   *******
ザンビアは、アフリカ南部にある国。
熱帯性気候だけれど、高地では過ごしやすい。

標高1200mの首都ルサカでは、
1月の平均気温は21℃、7月の平均気温は16℃。
世界的な銅の産地で、日本の10円玉にも使われているとか。

世界三大瀑布の一つといわれるヴィクトリアの滝
ザンビアとジンバブエの国境を流れるザンベジ川にある。
(参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B6%E3%83%B3%E3%83%93%E3%82%A2)
   *******

アフリカを考えていくと、日本の原発問題と
似かよった問題がたくさんあることに気づく。

アフリカの困難を「南北問題」ととらえるならば、
原発立地をめぐる地域の困難は国内の南北問題といってもよさそうだ。
「南」と「北」を、それぞれ「珠洲」と「東京」に
おきかえても、ほとんど意味がつうじるから。

そういえば、ジェンダー研究の文献をよんで驚いたのは
「女性」という言葉を
原発予定地だった「珠洲」におきかえても
違和感なく読めてしまうことだった。

いつしか抱えこんでしまったのは
「近代ってなに?」という問い。
…どでかくて、我ながらおののくけれど。

最後に、アフリカつながりで、ひとつご紹介。
カメルーン便りが掲載された記事が届いたから。


              (2010年2月7日静岡新聞)

「…物質的な豊かさとは違う豊かさがここにはあると気が付いた。
…土地に根差し、耕して収穫する事に喜びや誇りを感じる。
日本では忘れられている事だ。…」

この言葉に、不思議な既視感もおぼえる。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ハーブの働き:ココロにも身... | トップ | エネルギーは混沌から:カオ... »
最新の画像もっと見る

世界」カテゴリの最新記事