2013年12月6日(金)23時半ころ、
日本国憲法下の日本の「良識の府」参議院で
与党である自由民主党と公明党が、
人びとの声に耳を傾けず、審議を尽くさず、審議に必要な関連資料も十分に開示せず、
「特定秘密保護法案」の採決を強行したこと、忘れません。
その意思を込め、その前後の動画を、
これから少しずつ(不慣れなので試行錯誤しながら…)
このブログにアップしていきます。
もっぱら自分のメモのために撮っていた動画ですが、
東京が遠かったり、育児や介護や通院があったり、
仕事や学校が休めなかったりなどなどご事情があった方々とも、
この記憶を、できるだけ共有させていただきたいと願って。
2013年12月6日(金)23時半@国会前 小熊英二さんのスピーチ
以下は、
特定秘密保護法案に反対する学者の会の小熊さんのスピーチ書き起し。
「安倍伸三首相に告ぎます。
これで勝ったつもりでしょうか。
甘くみましたね。
この政権はもう死に体です。
事実上すべての野党を敵にまわし、
稚拙な国会運営と、
そして官邸のごり押しで公明党と自民党内にもたくさんの借りをつくり、
もうほとんど、半分以上のエネルギーをこの政権は使い果たしたでしょう。
そして何よりも、この法案を通して、人びとを敵に回してしまった。
さあ、これから先、原発の再稼働や憲法改正にまで持っていく力が、残っているでしょうか。
もう、ほとんど力の残っていない政権が、
これから先、冬から春にかけて、原発の再稼働に進むかもしれません。
しかし、さらに、人びとは、それを押しかえすでしょう。
その決意を秘めて、皆さんはこの場を共有してください。」