湘南ゆるガシ日和 ・・・急がず、休まず

湘南でゆるゆら暮らしココロ赴く先へガシガシ出かけるライター山秋真が更新。updated by Shin Yamaaki

海鮮とカニ用スプーン/みえない未来でも:原子力と軍事施設

2010-03-09 23:50:57 | 原発/原子力/核

確定申告の時期。
数字が苦手なわたしは憂鬱気味。
アタマにくるニュースも多すぎるし。

     *******
  首相、温暖化対策法案に原発も
  鳩山由紀夫首相は6日、政府が今国会で成立を目指す
  地球温暖化対策基本法案での原子力発電の扱いについて
  「原子力は二酸化炭素(CO2)を減らすため
  欠くことのできないエネルギーだ。基本法の中でも
  位置づけていきたい」と述べた。連立を組む社民党は
  原発の明記に否定的だが、首相は一定の記述を盛り込む意向…」
(つづきは以下のURLへ:
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20100307ATFS0600Z06032010.html)
     *******

原子力発電を推進する理由として声高に語られることは
そのときどきの時流や地域ごとにあわせ変幻自在、にみえる。
それが、「理由は何であれ、とにかく原発をたてたい」
という人がいるんだなぁ、という思いにわたしを至らせる。

     *******
  普天間移設:沖縄県、超党派で初の県民大会開催へ
  沖縄県議会は9日の会派代表者会議で、
  米軍普天間飛行場の国外・県外移設を求め、
  4月中旬にも県民大会を開催することを決めた。
  普天間移設を巡る超党派の県民大会開催は初めて。

  政府はキャンプ・シュワブ陸上部(沖縄県名護市)や
  ホワイトビーチ(同県うるま市)沖合などへの移設を検討。
(つづきは以下のURLへ:
http://mainichi.jp/select/today/news/20100310k0000m010052000c.html)
     *******

原子力施設にしろ軍事施設にしろ、
「イヤだ」といっている(遠くの)人に
自分では引きうける気もないのものを押しつけることが
まかり通ってしまえる社会って、なんなのだろう。

……。
こんなにストレス過多で、大丈夫か、わたし?

と、ひそかに案じていたら、北海道の海鮮がとどいた。
とつぜん栄養事情が好転で、元気でそう。
天の配剤にすくわれる思い。

毛蟹は、2月に友だちが教えてくれたように
今回も蒸してみた。ホタテと海老は刺身で。



いままであまり活躍する機会のなかった
カニ用スプーン(手前の毛蟹の横)が、今年は嬉しげ。
もちろん、このスプーンを買ったわたしも。

これを買ったのは高校か大学のころだった。
どこかの中華街にいったときに見つけ、
なぜかツボにはまって4本も購入。

いったい何をかんがえてカニ用スプーンなど買ったのか、
今となっては思いだせない。
当時は、漁師やカニに縁のある友だちはおろか、
地方在住/出身の友達さえいなかったというのに。

あの形状と「カニ用スプーン」という発想が
ただただ面白かったのだろうかと想像するばかり。

でもひょっとして、このスプーンが、
15年以上もたってから、こうしてカニを招いている…?

だとしたら、無駄なことは何もないのかも。
いまはまだ片鱗もみえない未来でも、
あきらめる必要はないのかもしれない。
必要なことは、感覚をとぎすませ、生きること…かな?

それとも、わたし、疲れすぎ?

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