湘南ゆるガシ日和 ・・・急がず、休まず

湘南でゆるゆら暮らしココロ赴く先へガシガシ出かけるライター山秋真が更新。updated by Shin Yamaaki

『「ホームレス」襲撃事件と子どもたち』 書評セッション

2009-09-21 22:32:55 | 応援告知

わたしの学び舎(?)のひとつ、ジェンダーコロキアムが
夏のあいだの休会をへて10月から再開。
秋もまた初回からおもしろそうなので、ご案内。

第9回ジェンダーコロキアム
■書評セッション■
 『「ホームレス」襲撃事件と子どもたち』北村年子著 2009
 (太郎次郎社2200円+税)
日時:10月7日(水)18:40-20:30
場所:東京大学本郷キャンパス法文1号館315室



■本の紹介:
「道頓堀事件」から14年。
子どもたちによる「ホームレス」襲撃はやまない。
なぜ、「弱者」である子どもたちが、
同じ弱者の「ホームレス」を攻撃するのか。

前著『大阪・道頓堀川「ホームレス」襲撃事件
“弱者いじめ”の連鎖を断つ』(1997、太郎次郎社)出版後も、
著者はこの問いに真摯に向き合い、いま、なにができるのか、
諦めずに追い続ける。

 《目次》
第1部 <ゼロ>――大阪「道頓堀川ホームレス殺人」事件 1995-1997
第2部 野宿者と子どもたち――川崎の取りくみ 1995-1997
第3部 いじめの連鎖を断つために――いま、なにができるか 1997-2009
エピローグ 大切なただ一人のきみへ

■著者紹介:北村年子(きたむら としこ)
ルポライター、ノンフィクション作家。1962年、滋賀県生まれ。
デビュー作『少女宣言』(長征社、1987)が大きな話題を呼ぶ。

以後、女性・子ども・ジェンダーをおもなテーマに
取材・執筆活動をすすめ、近年は「いじめ」「ホームレス問題」
についての講演や、子育て・子育ち支援のセミナー、
自己尊重ワークショップなども精力的におこなっている。

2008年、「ホームレス問題の授業づくり全国ネット
http://class-homeless.sakura.ne.jp/を呼びかけ、
共同代表となって立ち上げる。

著書に『おかあさんがもっと自分を好きになる本』(学陽書房)、
『子どもを認める「ほめ方・叱り方」』(PHP研究所)、
共著に『貧魂社会ニッポンへ 釜ヶ崎からの発信』
(アットワークス)などがある。

■推薦:
「14年をかけたこの仕事は、北村さんにとって、
文字どおりのライフワーク、いのちがけのしごととなった」上野千鶴子

「襲撃する者とされる者、加害者と被害者の真の和解への軌跡。
稀有なルポルタージュである。」湯浅誠

■コメンテーター:
重森誠仁(しげもり まさひと)
1978年沖縄生まれ。文化人類学をこよなく愛する会社員。
「NPO法人自立生活サポートセンター・もやい」サポーター会員。
自由と生存の家」サポーター会員。

7/19に東中野のポレポレ坐で開催されたイベント
「Meet The Homeless People!」にて
『「ホームレス」襲撃事件と子どもたち』を購入し、
北村さんからサインをいただく。またその際、
ジェンダーコロキアムでのコメンテーターの指名を
北村さんから直接受ける。

大学院時代に専攻した文化人類学の視点と、
IT関連企業で働く労働者の視点に基づき、
『「ホームレス」襲撃事件と子どもたち』について
独自の読みを展開予定。ブログ『幻想第一』管理人。
http://d.hatena.ne.jp/Z99/

上間愛(うえま あい)
東京大学大学院社会学修士1年。1982年生まれ。
ホームレスアーティストのいちむらみさこさんや
小川てつオさんの生き方に惹かれ、最近は「ホームレス」の
方々や支援者の方とお会いする機会を頻繁に持ち、
「Meet The Homeless People」を実践中(まだまだ修行中)。
今回の書評セッションではコーディネーターも兼任し、
「ホームレス」をめぐる様々な「当事者」の方をお呼びする予定。 

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