ウィーンにあるホテルザッハのザッハトルテが到来。
ホテルザッハは、
オリジナルのザッハトルテのクリエーターの息子、
エドゥアルド=ザッハ Eduard Sacherが1876年に創業。
だから、ここのザッハトルテはいわば本家本元だ。
ウィーンには行ったことがないけれど
せっかくのザッハトルテに敬意を表しつつ存分に味わおうと
花柄金縁の食器をだして優雅な気分を演出してみた。
ただ、この食器は洗うのに神経をつかう。
その余裕はないので、ミルクピッチャーはあくまで撮影用。
シシィの肖像画のコースターがあったので、ついでにこれも。
こうなると、優雅というよりむしろゴチャゴチャ…?
シシィとは、オーストリア皇帝フランツ=ヨーゼフと
1854年に結婚したエリザベートの愛称。
絶世の美女といわれていたらしい。
肝心のザッハトルテは、チョコレート味のバターケーキの
表面と内部にアンズジャムをぬり、さらに
表面全体をチョコレートの糖衣でおおった菓子。
ぶあつい糖衣でがっしりコーティングしたうえに
木箱におさめられているので、箱を縦にしてカバンにいれ
持ち帰ってきてもオッケーだとか。
このぶあつい糖衣をうまく切るのは至難の業。
包丁を熱して切るけれど、ひび割れてしまう。
ひびはさておき、
スポンジの真中と表面にアンズジャムが塗ってあるの、
下の写真からわかるだろうか?
スポンジも糖衣もすごく甘いのだけれど、
アンズジャムの甘酸っぱさが絶妙。
食後のデザートとしては
わたしには重すぎるし甘すぎるけれど、
午後のお茶の時間ならおいしく食べられる。
ちなみにウィーンでは、
砂糖をいれないで泡だてた生クリームをそえて食べるとか。
甘さがややさっぱりするから、ということらしい。
甘みのことだけを考えれば理解できなくもないけれど、
さすがにそれはヘビーすぎるような…?
ところで、
今晩9時からのNHKスペシャルはアフリカネタ。
「アフリカンドリーム 第2回
大地の力を我らに~資源回廊の挑戦~」
http://www.nhk.or.jp/special/onair/100502.html
アフリカをあまり知らない方、あるいはさらに知りたい方、
どうぞご覧ください。
わたしも、久々にテレビをつけてみるつもり。
気分はウィーンから一転、アフリカへ。いながらに世界の旅。
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