台湾旅行記 ３日目

８月２１日（水）

奇跡的に台風がそれ、花蓮は青空が見られ、太魯閣渓谷の観光が
できることになりました。



大理石で有名な太魯閣渓谷は大雨のときは落石が危険なので、
通行止めになり、観光ができなくなります。



長春祠は道路を作る際に亡くなった方の霊を祀っています。



太魯閣は見渡す限り大理石。
大理石製品も有名ですが、セメント用の砂も採掘しています。



７月１３日の台風による落石。
被害は大きく、復旧に時間がかかり、７月中は観光が中止に
なっていたそうです。



まだきれいには片付いておらず、



工事の作業をする方が見られました。



燕子口



岩山に自然の穴があいており、毎年ツバメがたくさんの巣を作る
のだそうです。



トンネルの天井にツバメの姿が。



人面岩。
横を向くインディアンのような顔。
もちろん全て大理石です。



台湾でとれる主な石。

無事に観光が終わり、花蓮の飛行場へ。



赤線を引いた高雄行きの飛行機は１５分遅れはしますが、プロペラ機
からジェット機に代えて、飛ぶことが決定しましたが、
青線を引いた台北行きの飛行機は台風による大雨・強風のため欠航が
決まりました。

この日は台湾では「台風の日」で、お役所・学校は全て休み。
忠烈祠も故宮博物館も全て休みになっているとのこと。
また台北から高雄行きの新幹線も台北から花蓮行きの列車も全て運休に
なっており、１日の差で台風をきれいに避けられて、ラッキーな旅に
なったのでした。



飛行機に乗った途端、大雨が降ってきて、ちょっとドキドキ
しましたが、



無事に高雄の飛行場に着き、



地下鉄体験。
まだ開通して３年ほどだそうです。



美麗島駅の見所は、天井のステンドグラス・アート。



「水」「土」「光」「火」をテーマに生命の一生を物語って
いるそうです。



つり革。

車中には棒がいっぱいあり、つかまるシステムになっています。



工事中の高雄駅。
１９世紀の建物ですが、物を大切にする台湾の人は大規模な修理を
してまだまだ使います。



古いものに手をかけると悪いことが起きそうな気がするので、昔のお金を
焼く風習があるそうです。



蓮池潭にある春秋閣に行きました。
文字どおり蓮の池の中にあります。



時間がなくてこちらの建物には入れませんでした。



次は龍虎搭に行きました。



龍虎搭への道はギザギザになっており、魔物が通れないように
なっています。



龍の頭から入って、虎の尾から入り、虎の口から出てきます。



龍の塔も虎の塔もヒーヒー言いながら６階まで登ってきました。
龍虎搭は８月まで内部を工事しており、外観しか見れなかったので、
ラッキーでした。

そして蓮池潭も昨日はどしゃぶりで観光どころではなかったと聞き、
今回の旅の運のよさにツアー客みんなで喜んだのでした。



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