伊達市開拓記念館 野草園 の中に迎賓館があります。
迎賓館
明治維新に際し、仙台一門亘理伊達邦成主従が、新天地に亘理城再興の夢を託し、
明治3年にこの地に開拓の初鍬をおろしました。この迎賓館は、仙台の伊達邸を
建てた大工(田中長吉)を棟梁とし、明治25年に開拓者の総力によって建てられ
たもので、洋風(公の場)と和風(私の場)を配した数寄屋風の書院造となって
おります。当時、開拓状況視察のため来道した政府高官や開拓使などの接待の為
に利用され、昭和10年から昭和30年頃までは伊達家の居所として利用されていま
したが、昭和30年に敷地と共に伊達市に寄付を受けたものです。
伊達市文化財指定 平成4年9月28日
伊達市教育委員会
敷地内にレリーフがあります。
伊達町百年記念碑
題名 躍進
昭和44年6月25日建立
伊達町々長 斉藤一也
彫刻家 本郷新
彫刻と
町民憲章のセットです。
歌碑があります。伊達ロータリークラブの寄贈。
伊達市市制施行記念
春に見し都の花にまさりけり
蝦夷がちしまの雪のあけぼの
邦成
もう一つ歌碑あり。
拡大しても読めません。
下に読みやすく彫ってあり、ありがたい。
消え残る雪のうちより咲出てちるをいそがぬ梅の本つ枝
梅本丁の詩よりその訳
長い冬に耐え、春を待ちかねて咲く蝦夷地の梅は美しく、花期も長い。
苔むしてたくましい梅の本つ枝(幹となる枝)のように、したたかに生きよ。
必ず満開の花が咲くのだから。
明治4年作歌
昭和57年8月23日
開基記念日に当り建立 伊達郷土史研究会
歌碑の道しるべ と ちょいとドライブ 北海道の文学碑 を参考にしました。
北海道では見られない竹林がありました。ちゃんと育つんだぁ・・・。
伊達市開拓記念館 野草園
北海道伊達市梅本町61-2
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