お母さんに
下の世界への旅だち
を提案された
小さな雪粒のシーラは
大の仲良しである、コーマが一足先に
飛び出して行く
そのうしろ姿を頼もしい思いで見つめていました
「コーマはいつだって
僕より一歩先に何かを決心して
僕より一歩先にどこかへいってしまうんだよな、、」
実際コーマの姿は素晴らしかったのです。
強い強い風に乗り
一瞬にして見えなくなってしまいました。
ああ、もう見えなくなっちゃった、、
シーラは少しだけ寂しいキモチになりましたが
すぐに元気を取り戻し
今度は、
コーマがお母さんから言われたという
「たった一つでもいいから
誰かを助けること、、」
について考え始めました。
さて、今夜はこの冬一番の
凍れる夜で
周りの雪粒たちも
何かしら思い詰めた表情で
下の世界を
じっと見つめていました
下の世界への旅だち
を提案された
小さな雪粒のシーラは
大の仲良しである、コーマが一足先に
飛び出して行く
そのうしろ姿を頼もしい思いで見つめていました
「コーマはいつだって
僕より一歩先に何かを決心して
僕より一歩先にどこかへいってしまうんだよな、、」
実際コーマの姿は素晴らしかったのです。
強い強い風に乗り
一瞬にして見えなくなってしまいました。
ああ、もう見えなくなっちゃった、、
シーラは少しだけ寂しいキモチになりましたが
すぐに元気を取り戻し
今度は、
コーマがお母さんから言われたという
「たった一つでもいいから
誰かを助けること、、」
について考え始めました。
さて、今夜はこの冬一番の
凍れる夜で
周りの雪粒たちも
何かしら思い詰めた表情で
下の世界を
じっと見つめていました