最近、無事に保護できましたとの連絡メールを受けました。
家出した直後、探している方から私に問い合わせのメールが来たので、
探し方のアドバイスをさせていただきました。でも、保護された後、
どうやって保護できたかの詳細を知りたくて、いろいろ電話でお聞きしたのですが、
私のアドバイスなど必要ないほど、迷い猫捜索への知識を持ち、積極的な探し方をされていました。
探し方を教えていただきました。
●ドコノコアプリでの呼びかけ
●Twitterでの定期的な呼びかけ
●迷い猫SNSチェック
●保健所のサイト毎日確認
●警察届出
●電柱にポスター貼り、ビラ配り
●近隣小売店や動物病院への張り紙と呼びかけ
●犬の散歩中の方への聞き込み
●似た猫(白黒)の目撃証言が入ったら現場に行き、
以上、素晴らしい!探偵になれます。猫を探す時のコツはYouTubeで学んだとか。
えらい!本当に凄いです!初めての猫探しで、ここまでできる人は少ない。
どうしても探したいという強い気持ちがないと、ここまでやらない。
驚いたことは探していた方は、パオちゃんの飼い主ではないのです。
パオちゃんが地域猫として生きて居た場所の近くに実家があり、数年前に
通りすがりに猫が居ることを知り、可愛がっていたとのことです。
パオちゃんが生きて居た場所は、猫の好きな人が何人かいて、協力して
親子猫達(約10匹)を、ずっと守っていたのです。そしてパオちゃんを引き取って、
すぐに逃がしてしまった方は、なんとそのお仲間なのです。
自宅は南田中。職場が調布市の地域猫が居た場所の近くで、猫のお世話をしていたとか。
退職後も、ご飯を運んでいたそうです。なんと優しい方の集まりでしょうか。
感動しました。久々に心がほっこりしました。嬉しい。いい話や!
令和の時代、迷い猫探索はネットが絶対的に必要!
探していた方は、若い方です。お仕事されています。
捜索時間は、多くはない。ネットを駆使して情報を集める。
駆使じゃないか。若い人だとネットは簡単かも。
情報を元に、聞き込みとポスター貼りを繰り返す。
そして情報があった場所にポスターを貼るのは、猫が出てしまった家の高齢男性。
情報は10件以上。この高齢の方が自転車を、あちこちに走らせたのです。
猫好きさんの連携プレイ!素晴らしい!本当に感心してしまいました。
正直、自分の経験から言って、このケースでは捜索は難しいと感じていました。
それは猫が11年も暮らしていた場所から、南田中に移動して、すぐの家出だったからです。
猫には、自分の家としての認識がない。土地勘もない。猫は出たら、自分の元居た場所を目指す。
それには遠過ぎる。でも南田中は地域猫が多い。餌を上げる人も多い。知っているだけで5カ所。
運が良ければ迷い猫となってさまよい、事故に遭わなければ、近辺に住み着くかもしれない。
私は最初にニルバーナ近辺に、ポスターを貼ることを勧めました。
でも家出して、ニルバーナ近辺での情報はなかった。出てすぐに移動したのでしょうか。
そして運命の日が来るのです!
●ドコノコアプリからの連絡で下石神井×丁目の住宅街の路地での目 撃談有り
●ポスターからの連絡で、 家の庭に来る猫のうちの1匹がパオちゃんに似ている(2/ 21頃)
●ポスターからの連絡で住宅街の門にパオに似た猫がいたと目撃談( 2/20頃)
探していた方が、情報をもらった家に駆けつけると、なんとそのお家では、トラップが用意されていたとのこと。
パオちゃんを捕まえるのだと、獣医さんから借りていたそうです。猫好きさんの思いは凄いです。
練馬の人は優しい!その地域は、私が練馬にいる時期に地域猫活動を行っていた場所。ここも猫が多かった。
餌やりさんも多かった。パオちゃん、練馬だから生き延びたのかもしれない。
パオちゃん、痩せていなかったとのことです。長年、地域猫として生きていたから、外を怖がらずに歩き、
ご飯をもらう術を知っていたから、生き延びたのでしょうか。パオちゃんに聞いてみたいです。
迷い猫を登録するサイトは沢山あります。私も使いますが、ドコノコアプリは使ったことがなかった。
アプリを語るには知ることが必要。なので私も登録しました。やってみると、なかなか面白いですよ。
日々、犬猫の写真がアップできるし、自分の住んでいる地域での迷い猫(犬)の情報が入り捜査に協力できます。
良いアプリだと思います。もちろん無料。本当はスマホは好きではないのですが、時代について行くために頑張りました。
そしてドコノコについている、これが凄い↓印刷すると本になります。これ1冊で全てが分かります。完璧なマニュアルです!
私のシェルター運営を支えてくれるサポーターを募集しております。
現在45名のサポーター、マンスリー110、000円です。
シェルター運営費用の目標金額は30万円(家賃を含む)です。
一人でも多くの方からのご支援を賜りたくお願いをいたします。