三太郎一家・福猫はどの子!PART7(完結編)

三太郎一家を応援してくださった方々に送るブログ
※写真文章の無断転載リンクを禁止

はっぴーねこちゃんになった行き倒れ仔猫

2018-01-03 11:42:37 | 猫は可愛い!
今回の譲渡で一番の問題は、先住猫さんが13歳の一人っ子だったことです。
生後3ケ月くらいから飼われた男の子。性格は穏やかで、びびりでフレンドリー。
こいう子は自分は猫とは思っていません。そして人間の生活の中だけで育った子は賢い。
猫を見たことのない先住猫さんに、どれだけのストレスがかかるか。
以前、仔猫をすんなり受け入れた茶白男子の顔が浮かんだ。
保護したサビ仔猫も、おっとり系。いけるかもしれない。優しいオスはメスよりも仔猫を可愛がる。
トライアル前の家庭訪問で先住猫さんを見て、うまくいく確率は高いと感じました。

11月24日の保護「保護仔猫の値段は?」
12月7日正式譲渡「サビ猫ちゃんやっとワクチン1回目ができました」

そして今!やったね!二匹とも表情が落ち着いている。



あっ、おコタだ!温かいね!よかった。よかった。



車の下にうずくまっていた姿をみて、すぐ保護してくれた方に感謝です。
仔猫の生と死は紙一重。発見したらすぐ捕まえないと、すぐ消えてしまうから。



楓ちゃん、トライアル後も下痢を繰り返しました。一気食いをする。
何度もご飯を欲しがる。下痢とならないよう、量を調節するとゴミを漁る。
下痢が治ると異常な食欲となりフリースや布を大量に食べ、色々と心配させてくれました。
外猫が保護できる状態とは、行き倒れが多い。食べる物がないと猫、草木をも食べます。
当然ゴミも食べる。飢餓状態を経験した猫の食欲は異常となるのです。
「今、食べないとあの苦しさがくる。」

毎日、決まった時間にカリカリがでることが当たり前の飼い猫になるには時間がかかる。
それを理解していただいた新しい飼い主さんの努力で、楓ちゃんは健康になりました。
保護時は、虚弱体質で長生きできない子だと感じましたが、今は元気いっぱいで
部屋中を走り回っているそうです。良かった〜幸福そうな写真をいただくことが
活動の原動力となります。ありがとうございました。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 亡き先住ワンちゃんからのプ... | トップ | 嘘のような本当の話 »
最新の画像もっと見る

猫は可愛い!」カテゴリの最新記事