猫の引き取りを押し付ける方々に言いたいことは一つ。
目の前にいる可哀想な猫を、なんとかしたい気持ちは分ります。猫が引き取りされれば、あなたは
それで問題は解決するでしょう。でも引き取りした私には、この猫が死ぬまでの費用と手間と、
看取った時の悲しみがあるのですよ。それに対する対価を可能な金額をお支払いください。
キジ白チーちゃん。推定年齢は20歳となりました。抱っこしているのは私の娘です。
2015年、16年は私にとってハードな年だったので、チーちゃんの保護を
頼まれたのがいつ頃で、引き取ったが何時なのか正確な日は定かではないのですが、
娘が言うには娘の家で暮らし始めたのは2016年の6月ではないかと。
その前、私の事務所でも生活していました。
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その半年前くらいに、当時チーちゃん(18歳)と桜君とサビちゃん(6歳)の
貰い手探しを頼まれました。高齢の飼い主さんが病に倒れ、3匹を残してそのまま入院。
外国で暮らす娘さんご夫婦(ご主人はドイツの方)が急遽帰国され、猫の面倒をみていました。
知人を介しての私への相談で、かなり困っておられたので、貰い手探しに協力。
6歳の2匹は保護猫カフェに来られた方に決まりましたが、高齢猫のチーちゃんには、
貰い手はまずいないと思い、最終的には私が飼うしかないのかなと考えていました。
当時、保護猫カフェでの飼育には、月額1万円の飼育費をいただいていましたので、
その金額を伝えたところ、「お金がない」とのことでした。
お母様の預金を勝手に使うことができないのが理由です。
何かにつけて「お金がない」は、口にされていました。
お二人ともドイツ在住。ドイツは動物愛護先進国です。娘さんは自分達の愛護精神を
強調され、時には死んでしまった愛犬の話を泣きながらされていました。
愛護団体への寄付をしていることなども、何度も話されていました。
でも、うちの保護猫カフェへの寄付はありませんでした。
飼育費用を要求した私には飼育依頼はなく、チーちゃんの引き取りをしてくれる
ボランティア団体探しておられました。
「日本で猫を無料で引き取るとこなんかないです。無料の場合は怪しいですよ。
預ける場合は必ず下見してくださいよ。猫は届けてくださいよ。自分で飼育される環境を
確かめてくださいよ。」そうアドバイスしながら、どうなるか見守っていました。
お母様は施設に入所。娘さんご夫婦の帰国する日が近ずいてきました。
帰国前にお二人は旅行の予定をたてていたのです。
焦っている様子は見えていました。毎日、電話があるのです。
泣きながら、チーちゃんを手放す辛さを言うのです。私に。でもお金はないのです。
明後日が旅行の日という日に、結論がでました。
なんと!無料で引き取ってくれる団体があったとのこと!
明日、車で引きとりに来てくれる。下見もしない。時間がないから。旅行があるから。
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私は怒りました。心の中で怒鳴りました。チーちゃん置いてドイツに帰れ!
でも大人なんでね、和かに言いました。「私が飼いますので、チーちゃんを置いていってください。
チーちゃんの最後を看てくれるボラさんを探しますから。」
そしてチーちゃんは娘のところへいきました。めでたしめでたし。でしょうか?
結局、私が無料で引き取りました。チーちゃんのために。何が悲しくて18まで長生きした猫を
怪しい団体に渡さないといけないのか。売られるかもしれないのですよ。動物愛護精神が
あるのかないんか意味がわからないです。その後、このごドイツご夫婦からの連絡はありません。
私がアホですね。また騙された?
でもチーちゃんは娘夫婦に大切にされ、最後の時間を過ごしています。
ここ3ケ月くらいで急に衰えてきました。もう長くはないのでしょう。
施設に入った飼い主さんが去年の秋に亡くなったことを、ご近所の方から
聞きました。高齢者が飼う動物の問題は、これからどんどん増えていくでしょう。
なんとかしないといけませんね。誰がなんとかするのやら。
福岡の保護猫カフェのブログ記事「大切なお知らせ」を読み、今日のブログを書いてみる気になりました。
一番、気になった部分を抜粋させていただきます。押し付け方には色々あり!かな。
時期によって波はありますが、”引き取り”の電話は多い時期は毎日数件かかってきます。
「引っ越しで飼えなくなったので」「飼っていた兄弟や親が病気になったので、亡くなったので」
当店でお引き受けした猫たちも、上記理由が多いです。当店は無償での引き受けは一切しておらず、
その子の状態に合わせて今後の生活費をいただいています。ご飯代や医療費などを加味するので、数十万円になります。
なので、そのことをお伝えすると「お金とるの!?保護猫カフェのくせに!」と罵声を浴びせる人
「おたくが引き取らないなら殺すしかないな!」と脅してくる人など普通では考えられないような
身勝手で酷い言葉を吐き捨てる人たちも少なからずいます。
目の前にいる可哀想な猫を、なんとかしたい気持ちは分ります。猫が引き取りされれば、あなたは
それで問題は解決するでしょう。でも引き取りした私には、この猫が死ぬまでの費用と手間と、
看取った時の悲しみがあるのですよ。それに対する対価を可能な金額をお支払いください。
キジ白チーちゃん。推定年齢は20歳となりました。抱っこしているのは私の娘です。
2015年、16年は私にとってハードな年だったので、チーちゃんの保護を
頼まれたのがいつ頃で、引き取ったが何時なのか正確な日は定かではないのですが、
娘が言うには娘の家で暮らし始めたのは2016年の6月ではないかと。
その前、私の事務所でも生活していました。
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その半年前くらいに、当時チーちゃん(18歳)と桜君とサビちゃん(6歳)の
貰い手探しを頼まれました。高齢の飼い主さんが病に倒れ、3匹を残してそのまま入院。
外国で暮らす娘さんご夫婦(ご主人はドイツの方)が急遽帰国され、猫の面倒をみていました。
知人を介しての私への相談で、かなり困っておられたので、貰い手探しに協力。
6歳の2匹は保護猫カフェに来られた方に決まりましたが、高齢猫のチーちゃんには、
貰い手はまずいないと思い、最終的には私が飼うしかないのかなと考えていました。
当時、保護猫カフェでの飼育には、月額1万円の飼育費をいただいていましたので、
その金額を伝えたところ、「お金がない」とのことでした。
お母様の預金を勝手に使うことができないのが理由です。
何かにつけて「お金がない」は、口にされていました。
お二人ともドイツ在住。ドイツは動物愛護先進国です。娘さんは自分達の愛護精神を
強調され、時には死んでしまった愛犬の話を泣きながらされていました。
愛護団体への寄付をしていることなども、何度も話されていました。
でも、うちの保護猫カフェへの寄付はありませんでした。
飼育費用を要求した私には飼育依頼はなく、チーちゃんの引き取りをしてくれる
ボランティア団体探しておられました。
「日本で猫を無料で引き取るとこなんかないです。無料の場合は怪しいですよ。
預ける場合は必ず下見してくださいよ。猫は届けてくださいよ。自分で飼育される環境を
確かめてくださいよ。」そうアドバイスしながら、どうなるか見守っていました。
お母様は施設に入所。娘さんご夫婦の帰国する日が近ずいてきました。
帰国前にお二人は旅行の予定をたてていたのです。
焦っている様子は見えていました。毎日、電話があるのです。
泣きながら、チーちゃんを手放す辛さを言うのです。私に。でもお金はないのです。
明後日が旅行の日という日に、結論がでました。
なんと!無料で引き取ってくれる団体があったとのこと!
明日、車で引きとりに来てくれる。下見もしない。時間がないから。旅行があるから。
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私は怒りました。心の中で怒鳴りました。チーちゃん置いてドイツに帰れ!
でも大人なんでね、和かに言いました。「私が飼いますので、チーちゃんを置いていってください。
チーちゃんの最後を看てくれるボラさんを探しますから。」
そしてチーちゃんは娘のところへいきました。めでたしめでたし。でしょうか?
結局、私が無料で引き取りました。チーちゃんのために。何が悲しくて18まで長生きした猫を
怪しい団体に渡さないといけないのか。売られるかもしれないのですよ。動物愛護精神が
あるのかないんか意味がわからないです。その後、このごドイツご夫婦からの連絡はありません。
私がアホですね。また騙された?
でもチーちゃんは娘夫婦に大切にされ、最後の時間を過ごしています。
ここ3ケ月くらいで急に衰えてきました。もう長くはないのでしょう。
施設に入った飼い主さんが去年の秋に亡くなったことを、ご近所の方から
聞きました。高齢者が飼う動物の問題は、これからどんどん増えていくでしょう。
なんとかしないといけませんね。誰がなんとかするのやら。
福岡の保護猫カフェのブログ記事「大切なお知らせ」を読み、今日のブログを書いてみる気になりました。
一番、気になった部分を抜粋させていただきます。押し付け方には色々あり!かな。
時期によって波はありますが、”引き取り”の電話は多い時期は毎日数件かかってきます。
「引っ越しで飼えなくなったので」「飼っていた兄弟や親が病気になったので、亡くなったので」
当店でお引き受けした猫たちも、上記理由が多いです。当店は無償での引き受けは一切しておらず、
その子の状態に合わせて今後の生活費をいただいています。ご飯代や医療費などを加味するので、数十万円になります。
なので、そのことをお伝えすると「お金とるの!?保護猫カフェのくせに!」と罵声を浴びせる人
「おたくが引き取らないなら殺すしかないな!」と脅してくる人など普通では考えられないような
身勝手で酷い言葉を吐き捨てる人たちも少なからずいます。