三太郎一家・福猫はどの子!PART7(完結編)

三太郎一家を応援してくださった方々に送るブログ
※写真文章の無断転載リンクを禁止

頑張らんとあかんな〜

2017-11-03 19:58:59 | 保護ねこを看取るとき
きょうも一匹を看取りました。
1年前にお預かりした地域猫。保護した時から腎臓も悪い。鼻炎もひどい。
外で8年くらい、生きてきた猫です。保護依頼者は、
「自分も高齢だから、最後まで世話をすることができない。
保護をお願いしたい。」とのことで、昨年の、カフェクローズのゴタゴタが
ピークの時に預かりました。それから1年。3回、入院をしましたが元気でした。
今日のお昼に死んだのですが、昨晩は、ご飯を自力で食べていました。
今朝もトイレは自力で行きました。外猫で生きた猫は丈夫です。
大往生です。死因は腎不全からくる貧血だと推測します。歯茎は真っ白でした。
こうやって淡々と死因が書けるのは、獣医さんに教えてもらっているからです。
知識と予想は、悲しみを軽減してくれます。本当に勉強あるのみです。

しかし福田は、ちと疲れています。看取りは何度経験しても、
慣れはありません。毎回、毎回、感情移入するので、
悲しみを超えた体感の不安定を感じます。簡単に言うと、血の気が引く。
脳も体も白い状態になります。身体が重いのか飛んでいるのか、
わからない状態。復活するには、少し時間が掛かります。

猫とはほんまに不思議な生き物。
この写真は昨晩の今時間に撮影したもの。
手前の白黒のクロちゃんが、今日に死んだ猫。
その後ろの三毛猫は、クロちゃんと同じ場所で暮らしていた仲良しの猫。
保護時はベッタリとくっついていましたが、環境に慣れると、
しだいに別々の生活をしていたのですが、最後の最後は一緒でした。
久々のツーショットを見て、急ぎシャッターをきった。猫は可愛い。素敵です。
昨夜にカリカリを食べた猫が、今日のお昼には死んだのです。
眠るような死でした。私もこんな死に方が希望です。
クロちゃん、お疲れ様でした。






愛する子と最後のご飯。
いい子やね。泣ける。









この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 感謝あるのみ! | トップ | 小さな命を救うためにできること »
最新の画像もっと見る

保護ねこを看取るとき」カテゴリの最新記事