金子あきよ議員、暮らし応援の予算要求を、2月議会市議会代表質問
さいたま市議会で13日、日本共産党の金子昭代市議が代表質問し市民の暮らしを応援する予算の実現を求めました。
金子氏は、物価高騰で市民の暮らしが厳しいなか、市の物価高騰対策予算88.9億円のほとんどは国費で、新年度予算総額の0.8%にとどまると指摘。一方、南区に3000人以上の超大規模の義務教育学校建設を民意に反して進め、浦和駅西ロ周辺の再開発事業などには多額の予算を計上しているど批判しました。
金子氏は、市民の合意が得られていない大型公共事業を見直し、積み上がった基金を一部取り崩して学校給食費の無償化や介護保険料の引き下げなどにあてる、共産党の予算組み替え提案を紹介。「市民の暮らし応援の予算に切り替えるべきだ」と迫りました。
高橋篤副市長は、共産党提案について「持続可能な財政運営、適正な受益者負担の観点などから多くの課題がある」と述べました。
金子氏は「この間の決算では、財政の黒字を基金に積み上げることが繰り返されてきた。基金の取り崩しは十分可能だ」と重ねて求めました。