今週で 小諸の古民家再生の現場の
大工工事がほぼ終了しました。
事務所に入所したころに基礎工事が始まった現場であり
一通りの工事工程を見てきましたが、
そこで感じたことは、家を作るということは
本当に手作りであるということ。
住宅を構成する素材ひとつひとつに
人の手が加えられ、一つ一つが
人の手によりあるべき場所に納められていく。
何を言いたいかと言いますと、、、
手作りなんです。
同じことを言っていますが。。。
あれだけの量の材料を人の手によって
納めていくんです。
機械化が進んだ現代においても
家を建てるということに関しては
昔と変わらず人の手によって作られるのです。
改めて考えると凄いことです。
何を購入するにしても
完成された商品を見ていることが多いわけで、
それらが作られる過程を見ることは少ないですよね。
機械化によって、一日に何万個と作られるようなものも
世の中にはたくさんありますが
家が作られていく過程を見ると
そのような商品とは全く別物だなとつくづく思います。
設計者、職人さん、お施主さん、
「全員」で一棟の家を作るんです。
私はそこに魅力を感じます。
(k.f)