あと1週間余りで、今年も終わり・・・
焦りに焦りながら
毎年、年の瀬を迎えている自分にうんざりしながら
とにかく
今年、お世話になった方々には
ご挨拶を
と
うちのカレンダーを持ちながらご挨拶周りをしているのですが、
(私は残っている仕事が山積で、殆どは、うちの旦那さんがまわっているのですが、)
今日は、
今年、廃業することになった瓦職人さんのお宅へ
ご挨拶に行ってきました。
我が家の瓦屋根も施工してもらった瓦職人さん。
↓
ご夫婦↑でやっておられました。
ずっと私達の設計した家の屋根工事を
施工してもらってきたのですが
数年前に、奥様がパーキンソン病になってしまいまして、
病院に通いながらも、
奥様は、出来る限り、
旦那さんと一緒に屋根にあがってこられました。
旦那さんが、
「上がってくるなっ」
って怒るのですが
(私達も、心配で、心配で
冷や冷やしておりました。)
奥様にとって
旦那さんの瓦工事の手伝いをすることが
人生の「仕事」だったのでしょう。
その奥様の姿が、私には
じーん
と来て
また、そのご夫婦の姿が
じーん
と来て、
私にとっては密かに、憧れのご夫婦。
旦那さんが、
「かあちゃんはさぁ、
屋根に登ってくるなって言ってるのに
登ってきやがるんだ」
なんてよく小言を言っていましたが
私にしてみれば、それは
のろけ?ように
聞こえたものです。
当然、ご本人達は
微塵も、
そんな風に思ってもいないでしょうが
そこに気が付いていない?ところが
日本的で素朴で自然で
うまく表現出来ないですけども
そういう夫婦になりたいな
と思う訳です。
私の祖父母も昔、塗装業を営んでおり、
夫婦で懸命に生計を立てていました。
私はそんな祖父母の姿が好きでした。
そのせいか、私は何故か
職人さんが大好きで、
個人の仕事がしっかり見える仕事が好きで、
その延長で、今の仕事を選び、
そして、同じ職種の人と結婚して、
今があるわけなのですが
(同じ仕事をしていると
まぁ、良くも悪くも
いろいろありますけども・・・)
つい最近、
私と、旦那さんと
別々の所で
同じ質問をされることがあり、
どうも、私と旦那さん、
全く同じ回答をした
と
ある方から聞きました。
やっぱり、なんだかんだ言っても
我々も夫婦なんだな
と
その時ちょっぴりですけども実感しました。
たまに
所員nanaちゃんが
「kaoriさん、離婚を考えたことあります?」
なんてすごい質問をしてきます
私があっさりと
「(離婚を考えたこと)ないよー。
旦那さんは知りませんけどね」
と答えると
「えーそうなんですかっ!」とnanaちゃん。
余程、我々
仲悪くみえるんでしょうか・・・
あはは。。。
おっと、
瓦職人さんの話から
我々の話になってしまいましたね。
今日は瓦職人さんのお宅に行って
奥様とお話をしたら
やっぱり、感慨深いものがありまして
私の母親よりも10歳くらいも年上?のようなのですが、
とても可愛らしい方で
なんとなく心が あったか になって帰ってきました。
りんごや、
サツマイモの茎を干したものや
聖護院大根の干したものなど
など沢山頂きまして
(サツマイモの茎の煮物、、、私に作れるかは心配)
毎年、どっさりお野菜を下さるので
我が家の家計に
とても助かるのでした☆
有難うございました!
(と書いてみても、ブログどころかインターネットも殆どされていない方なので、私の独り言ということで)