さいふうさいブログ

けんちくのこと、日々のこと、いろんなこと。長野県の建築設計事務所 栖風采プランニングのブログです。

島根へ~2015年 弾丸家族旅行♪ その5~温泉津(ゆのつ)~

2015年09月09日 | ◆旅行記・観光

まだ続く夏休み旅行記。。。

せめてお彼岸までには書き終わらせたいです

 

さて、島根旅行2日目午後の部part2。

 

大森銀山の次に向かったのは、同じ大田市にあるもう一つの伝建地区の温泉津(ゆのつ)。

ここは中世より石見銀山の外港として発展してきた町で、天然の温泉が湧き出る港町。

江戸末期から昭和初期にかけて建てられた町家を中心に、旅館や寺社など多様な建造物が並ぶ凡そ800mに渡る港町・温泉町の町並みで、2004年に選定された伝建地区です。

  

 

 

 

 

 

石州瓦のなまこ壁路地

釘穴があれ? 

 

 

 

 龍御前(たつのごぜん)神社

ここにもまた立派な注連縄が!

 

昭和レトロな温泉建築~

温泉に入りたかったなぁ。。。しかしタイトな旅だったのでその時間無し。。。

 

旅館街

あぁ。。。

前もってきちんと旅行計画を立てて、こういうところに泊まりたかったデス

(宿泊当日に電話してみたけど空きはありませんでした。当たり前ですね

 

そして、この通りの先には、やきものの里があるというので、頑張って歩いて行きました。

坂道が結構きつかった

 

やきものの里 15段の巨大な登り窯。

す、すごい~!

そして温泉津焼の甕がいっぱい~

 

島根県江津市中心に、旧石見国一帯で焼かれる陶器を石見焼と言われていますが

こちらの温泉津では、江戸中期(1704~1709年)頃から瓦とともに日用雑器、粗丸物と呼ばれる「半斗」・「飯銅」(はんど)が多く作られるようになったとの事です。

 

「赤もの」と「白もの」というのはこれですね。

こんな甕があちらこちらにありました。

うぅっ 甕、欲しい~~~ (でも今回は我慢!という事は次回かな~ ナンチャッテ)

しかしですね

陶器好きのワタクシがこのまま手ぶらで帰るわけがありません。

現在、温泉津には窯元が3つあり、それぞれの作品がここやきものの里に並んでおりまして

幾つか連れて帰ってきましたデス。

 

こちらは瓦をモチーフにした箸置♪ 

好きな箸置きを、指定の袋に詰め放題で1000円でした

  

あと、椿窯 荒尾浩之さんの器を一つ。 湯呑だと思うのですけど、少し小振りだったので私専用のぐい飲みに 

帰ってきてから早速使ってます☆

どことなく、民藝な作品です

 

それからあともう一つ、風鈴も頂いてきました!

温泉津の町並みにはあちこちに温泉津焼きの風鈴が吊り下げられていて気になってたのです。

  

温泉津の家々には風鈴があちらこちらに。

ワークショップか何かで住民の皆さんが作ったのかしら?

可愛らしいものもありました

 

ちょうど海野宿でも今年はちりりん街道と銘打って風鈴を飾ったり、ワークショップをやったりしましたので

今後の参考にとお一つ☆ (←言い訳~

うちの土縁のところに飾りました。

ちりりん~の音色が、ガラス製とはやはり違いますネ。

陶器、ガラス、鋳物など、いろんな風鈴をぶら下げて、その音色を楽しんでます。

(でも、もう秋めいてきたので外さなくっちゃ

 

さてさて、温泉津の町並みと、やきものの里を堪能しまして、

島根旅行2日目も終わりです。

2日目に廻ったところは、三瓶山→石見銀山→温泉津 こんな感じです↓

 

もっと色々と巡りたかったですが、お盆休みも残り一日となりましたので、信州へ帰ることにします

また900㎞近くを夜通し運転しながら(運転車中泊?)、途中寄り道しながら帰ろうという強行軍でございます!・・・ 

もう若くないのに、、、無茶し過ぎです

 

出発前に、一先ず腹ごしらえをしたかったので

温泉津の町並みにあったカフェ&バーの路庵さんで一服。

  

旅疲れて何するものヤダヤダな息子を説得できるだけの豊富なメニューがあって助かりましたデス。

 

さてと、お腹も満たされましたし、頑張って信州まで寄り道しながら帰ります~!・・・

まずは翌朝までに福井の恐竜博物館へいくのだ・・・

 

(つづく)

 

 

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