昨日は蚕室造りの民家の改修の打ち合わせに行って参りました
玄関の沓脱石に
おぉっ!
とても可愛らしい下駄がありました
お施主さんのお母様に聞くところ
40年程前のものだそうで
お孫さんのために出してきたそうなのです。
あぁっ 可愛い~ 素敵☆
(こういうのに弱い私)
下駄の裏に製造元の情報が無いかと
ちょっと拝見させてもらいましら
商標意匠登録
庄助下駄本舗
会津若松市大工町
電九三二
とありました!
(電話番号が3ケタ!)
さらにネットで調べてみると
庄助下駄
台が半円で1足合わせると円になる丸型の下駄があることを知りました。
ほほぅ
更に調べてみると、
「庄助」は、福島県の民謡「会津磐梯山」に
謳われている「小原庄助」からきているそうで、
小原庄助さんは「朝寝朝酒朝湯が大好きで~」
と謳われている通りお風呂好き。
昔の五右衛門風呂の木製の底板をヒントに、
会津若松の「てんふりや」さんというお店のご主人が昭和30年に庄助下駄を創作されたそうです。
(日本はきもの博物館・日本郷土玩具博物館 「はきもの」と「玩具」のメルマガ No.069より)
なるほど~です!
ですから、
お施主さん宅にあったこの下駄は
昭和30年以降に作られた正真正銘の庄助下駄ということになります☆
てんふりやさんと、庄助下駄本舗 は
同じお店なのかしら???
気になります~
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