週刊 最乗寺だより

小田原のほうではなく、横浜市都筑区にある浄土真宗本願寺派のお寺です。

勝田山 最乗寺
045-941-3541

南ブロック門徒子弟林間学校

2010-08-06 00:02:21 | 近況報告

8月2日~4日の3日間、2泊3日の日程で南ブロック門徒子弟林間学校が開催されました。

南ブロックとは、東京教区のうち、神奈川・静岡・山梨の3県のこと。
今年は神奈川組が主催となり、港北区の善教寺が会場となりました。

主に小学生を対象とした林間学校。
数ヶ月前から始まった企画会議で発案されたテーマは「つながり」。
子供たちに「つながることの大切さ」「つながっていることへの感謝」を、押し付けではなく、自分で気付いてくという方向へと導くことができれば…。
組内の若手僧侶たちが苦心の末に、いくつかの企画を立て実行に移していきました。

1日目は境内に出現した出店で夕食を。
焼きそば・フランクフルト・カキ氷にラムネ・コアラのマーチがついたチョコバナナ。
2日目は三ツ沢競技場に場所を移して、班毎に作るカレーの昼食を。
薪で火を焚き、飯盒のご飯に、ちょっとシャバシャバになってしまったカレーをかけて。
食べ終わったらクイズラリー、帰ったら篝火の焚かれた境内で出し物を。
3日目は夏休みの宿題をちょっとだけ片付けて。

毎日お経をお勤めして、法話を聴いて、仏の子である自らの命を育んで。
全員、班に分かれて、その中で自分の居場所を見つけていって。
協力しても、ときどき揉めたりするけれど、そこで感じる「つながり」が何より大切なんだということを、体験することから学んでいく。

今は何も感じなくても、いつかこの体験が「有り難いご縁だった」と思ってもらえたら大成功なんだと思います。

最乗寺からは副住職がスタッフとして参加。
毎日朝から晩まで、炎天下での設営撤去の重労働に、帰ってきたときにはゲッソリ。
こんがり焼けた肌から疲労が滲み出ていましたが、子供たちが素敵な時間を過ごせたのなら、余りある喜びだったはず。

来年は親鸞聖人750回大遠忌法要が勤められている京都の本山への参拝です。
興味を持たれた保護者の方がいらっしゃいましたら、どうぞご一報を。
申し込み用紙が届きましたら、ご連絡いたします。