一度紹介している品(厳密にいうとHPが一度目、Yahooブログ時代が二度目、さらに現ブログが三回目、そして今回が四度目)を再構成という
全く持ってどうしようもない企画なんですが、とりあえず二回目を書こうと思います。
① 見事なまでに繊細で美しい延宝期の作例
まさに「盛期伊万里の美」といった感じ逸品で、技術水準の高さが伺えます
➁ 正保期の南京手古九谷によく見られるスタイルですが、良く見ると輪郭を描いてから中を塗っています
同じタイプで染付のみの品も多く存在します
③ 「鹿紅葉文」の時に紹介した品ですが、縁文様は波のようなデザインです
型紙摺りと手描きの併用タイプで、元禄~享保期の特長的な品です
④ ③の品より時代の下がる宝暦期の作例ですが、良く見ると細かく斜線が描かれています
宝暦期によく見られる染錦手の品ですが、蝶をここまで大きく描いている品は多くないように思います
⑤ 二種類の縁文様を交互に描いたタイプの品ですが、縁文様は細かい文様ですね
縁文様 1
縁文様 2
通称「天明の灰皿」(byミーコさん)
数が多く作られていますので、良く見かけるタイプの品ですね
このシリーズ、もう一回くらいは行けるかも知れません