ウチの古伊万里は五寸サイズまでの小皿が多く、さらには傷物も多いという実に貧乏臭いコレクション(というほどのものでもないが)
でありまして、ま~、こんなんでよくHPを15年も続けたもんだと、あらためて赤面する次第です。
そんな訳で今回もウチの「傷物」シリーズ(?)となっております
サイズは14cmほど、濃淡二種類の青玉に蛸唐草が組み合せられており、延宝~元禄といった時代の小皿と思われます
シャープで凝った成形、白く上質な土、絶妙な文様の散らし方・・・
個人的にはウチの小皿の中でも特に美しい品だと思っています。
見ての通り、ホツが一箇所あり、そこから短いニュウがあります。いわゆる残念物でありまして
一流どころのコレクターさんは決して購入しないタイプの品であることも確かです。
この品を購入したのは今から15年近く前ですが、当時のお値段で傷物にも関わらず一万数千円したように記憶しています
ごく最近も含め、この品の完品はその後数度にわたって見かけましたが、完品とはいえ、その値段を出すんなら別の品が欲しい
という思いが強く、いまだにこの傷物で満足しているのがワタシらしいところでもあります。
裏面は普通ですね。
でありまして、ま~、こんなんでよくHPを15年も続けたもんだと、あらためて赤面する次第です。
そんな訳で今回もウチの「傷物」シリーズ(?)となっております
サイズは14cmほど、濃淡二種類の青玉に蛸唐草が組み合せられており、延宝~元禄といった時代の小皿と思われます
シャープで凝った成形、白く上質な土、絶妙な文様の散らし方・・・
個人的にはウチの小皿の中でも特に美しい品だと思っています。
見ての通り、ホツが一箇所あり、そこから短いニュウがあります。いわゆる残念物でありまして
一流どころのコレクターさんは決して購入しないタイプの品であることも確かです。
この品を購入したのは今から15年近く前ですが、当時のお値段で傷物にも関わらず一万数千円したように記憶しています
ごく最近も含め、この品の完品はその後数度にわたって見かけましたが、完品とはいえ、その値段を出すんなら別の品が欲しい
という思いが強く、いまだにこの傷物で満足しているのがワタシらしいところでもあります。
裏面は普通ですね。
ヘタにダミぼかしなど使わず、濃淡二色で潔く円を描き分ける。なかなかできない技です。先日、私がアップした二匹の鮎(鮫、岩魚?)皿も濃淡二色でしたが、品格が違いすぎます(^_^;)
それにしても、このようなデザインは誰が考案するのでしょうか。
同じ文様を三か所に配置しているんではないんですよね。
それぞれ違った文様を三か所に配置しているんですものね。
更には、全体のバランスを考え、淡い青玉を1個、離れた所に配置しているんですね。
このバランス感覚が素晴らしいですね(^-^;
私の所でも疵物が多いです(-_-;)
でも、実用にするわけではないですから、それほどの支障はないですよね!?
何分にも完品は売りに出ても買えないもんで、いまだに未入手の品でした。
ウチの小皿ですが、江戸中期のデザインの凄さを体感できるように思います。それにしてもこれをデザインしたのはどんな人だったのやら・・・
余白とのバランスも絶妙で、これなら高級食器として復刻しても良さそうな気もします。
疵物ばかり集めていてはコレクターとしてのレベルが上がらないという話もありますが
ワタシの場合は「疵物でも特徴のある品や出来の良い品を買おう」と思っています。
これぐらいの傷ならば直しても全然目立たないですね。
自分で直すという手段もありますが、何せ不器用なもんで、さらに状態w悪化させそうで・・・。