世界中には、はっきりしない程多くの種類の蝶が生息しており、美しい蝶も多数存在しています
とはいえ、この「美しさ」の基準は人によって異なるので、誰もが美しいと思う訳ではないように思います。
そんな中で、恐らく極めて多くの人が「美しい」と思うであろう蝶が、金属的な青い輝きを持つモルフォ蝶の仲間だとワタシは思います。
画像の蝶は、モルフォ蝶の中でも特に輝きが強く美麗な種類として知られる、「キプリスモルフォ」です
翅を開くと12cmほどの中型のモルフォで、中米のニカラグアから南米のコロンビアにかけて生息しています
強烈な青い輝きと共に、翅に白い帯状の斑文があるのも特徴で、こういった斑文を持つモルフォはキプリス以外では
より大型なヘレナモルフォ、そしてベネズエラのオリノコデルタだけに生息しているものの、絶滅状態のアウグスティナエしかいません。
ウチの標本は両触角が欠損しており、骨董でいうところの「傷物」ですが、美しい輝きには影響がありません
下の画像は裏面ですが、この文様を見るとモルフォがジャノメチョウの仲間であることが納得できるでしょうか。
ちなみにモルフォ蝶の青い輝きは鱗粉に色がある訳ではなく、鱗粉が特殊な並び方をすることによって
金属的な青い色だけを反射することで、このような見え方をするようです。
(構造色といいます、興味のある方はコチラのサイトでどうぞ)
とはいえ、この「美しさ」の基準は人によって異なるので、誰もが美しいと思う訳ではないように思います。
そんな中で、恐らく極めて多くの人が「美しい」と思うであろう蝶が、金属的な青い輝きを持つモルフォ蝶の仲間だとワタシは思います。
画像の蝶は、モルフォ蝶の中でも特に輝きが強く美麗な種類として知られる、「キプリスモルフォ」です
翅を開くと12cmほどの中型のモルフォで、中米のニカラグアから南米のコロンビアにかけて生息しています
強烈な青い輝きと共に、翅に白い帯状の斑文があるのも特徴で、こういった斑文を持つモルフォはキプリス以外では
より大型なヘレナモルフォ、そしてベネズエラのオリノコデルタだけに生息しているものの、絶滅状態のアウグスティナエしかいません。
ウチの標本は両触角が欠損しており、骨董でいうところの「傷物」ですが、美しい輝きには影響がありません
下の画像は裏面ですが、この文様を見るとモルフォがジャノメチョウの仲間であることが納得できるでしょうか。
ちなみにモルフォ蝶の青い輝きは鱗粉に色がある訳ではなく、鱗粉が特殊な並び方をすることによって
金属的な青い色だけを反射することで、このような見え方をするようです。
(構造色といいます、興味のある方はコチラのサイトでどうぞ)
モルフォで青く輝くのは基本的にオスだけで、メスはいたって地味な色をしていますが、実はメスの方が圧倒的に珍品で値段もすごく高いです。
自然界のことですんで、オスだけが圧倒的に多いということはないはずなんですが、そこらへんの事情は判りません。