酒田もここ数日は最高気温が30~31度ということで、夏本番といった感じですが、とりあえず涼を求めてお隣の秋田県へ行って来ました
「獅子ヶ鼻湿原」は秋田県のにかほ市にあり、鳥海山麓の北側に位置するブナの原生林に囲まれた場所です(ウチから車で50分ほど)
以前に紹介した「奈曽の白滝」や「元滝伏流水」からはそれほど遠くありませんが、ここ異形のブナ林で有名な場所です
ここが入口です
良く知らない花が咲いていました
木道を歩いていくといきなり異形のブナが・・・
中高年のグループがトレッキング・ガイドと一緒に歩いていましたが、道を譲ってくれたので先を急ぎますが
良く見るとそこら中に異形のブナがあことに気付きます
異形のブナばかり林立する森はまるでロストワールドのような雰囲気も・・・
さらに森の中を進むとこんな看板があり、橋を渡ると湿原の入口かと思うとそうではなく、本格的な湿原まではまだ距離があります
ちなみに「赤川」はこんな感じです
さらに森の中を進み、案内板から右へ300mほど入ると、この森の主である「あがりこ大王」がありますが
その途中にもこんな異形のブナの巨木が
なんとも不思議な形をしていますが、さらに進むと「炭焼き窯」があります
案内板を見ると、実はこの炭焼き窯こそが異形ブナの秘密らしいです
さらに森の中を歩いていくと、いよいよありました「あがりこ大王」
案内板①
案内板➁
別方向から
「あがりこ大王」の近くに花一輪(何の花か知らない・・・)
「獅子ヶ鼻湿原」は一周5kmほどありますので、続きは次回です
次から次へと奇形ブナ。ファンタジーの世界ですね。
どうして、これだけ多くの奇形ブナがここにはえているのでしょう。
雪の影響でしょうか。
なるほど、この奇形ブナが出来た原因は、「炭焼き窯」の表示板に書かれているように、「炭焼きがブナの奇形の原因」かもしれませんね。
奇形の原因については、炭焼き窯のところに書いてあるのが有力なようですが
ガイドさんの話を聞いていたら(別の団体さんの)、やはり雪による発育阻害もあるようです。
複合的な原因なのかも知れませんね。
やはりこの奇形ブナがまるで普通のように林立しているのは独特の雰囲気があります。
あとは手軽に行けて、ゆっくり回っても2時間そこら回れるのも魅力のようです。
ウチから一時間以内で行けるのに、行ったのは今回が初めてです。