ワタシらの世代は子供の頃に昆虫採集の好きな人が多かったように思いますが
近頃の子供は虫嫌いが多いとか。
そんな子供時代の思いが復活した結果、ここ何年か蝶の標本(主に南米の)を収集しましたが
何せ蝶の標本は実に繊細な代物で、保管に気を使いますし、ちょっと触れると粉々に、なんとこともあるもんで
がさつなワタシの性格には向いていないようで、現在は収集をストップしています。
以前のブログでも紹介していますが、コチラでは初お目見えということで
ワタシの大好きな「スカシジャノメ」を2種類紹介します。
一頭目は「ムラサキスカシジャノメ」(学名Cithaerias andromeda andromeda)です
翅を広げても45ミリ程度の小さな蝶で、最大の特徴は透明な翅を持っていることで、ガラス細工のような可憐な美しさがあります
この「ムラサキスカシジャノメ」はここ20年ほど個体数が減少し絶滅に近い状態らしく
この標本は1980年代のものです。スカシジャノメの仲間では最も入手しにくい種類かも知れません。
続いては「ルリモンスカシジャノメ」(学名Cithaerias andromeda esmeralda)
学名を見ると判りますが、ムラサキスカシジャノメは「アンドロメダ・アンドロメダ」で
ルリモンスカシジャノメは「アンドロメダ・エスメラルダ」ですので、同じ種に属しているのが判ります
こちらも翅を広げても40ミリそこらの小さな蝶です
ムラサキスカシジャノメのように絶滅状態ということは無いように思いますが、流通量は少ないようです
近頃の子供は虫嫌いが多いとか。
そんな子供時代の思いが復活した結果、ここ何年か蝶の標本(主に南米の)を収集しましたが
何せ蝶の標本は実に繊細な代物で、保管に気を使いますし、ちょっと触れると粉々に、なんとこともあるもんで
がさつなワタシの性格には向いていないようで、現在は収集をストップしています。
以前のブログでも紹介していますが、コチラでは初お目見えということで
ワタシの大好きな「スカシジャノメ」を2種類紹介します。
一頭目は「ムラサキスカシジャノメ」(学名Cithaerias andromeda andromeda)です
翅を広げても45ミリ程度の小さな蝶で、最大の特徴は透明な翅を持っていることで、ガラス細工のような可憐な美しさがあります
この「ムラサキスカシジャノメ」はここ20年ほど個体数が減少し絶滅に近い状態らしく
この標本は1980年代のものです。スカシジャノメの仲間では最も入手しにくい種類かも知れません。
続いては「ルリモンスカシジャノメ」(学名Cithaerias andromeda esmeralda)
学名を見ると判りますが、ムラサキスカシジャノメは「アンドロメダ・アンドロメダ」で
ルリモンスカシジャノメは「アンドロメダ・エスメラルダ」ですので、同じ種に属しているのが判ります
こちらも翅を広げても40ミリそこらの小さな蝶です
ムラサキスカシジャノメのように絶滅状態ということは無いように思いますが、流通量は少ないようです
プロフィールの蝶もジャノメという種なのでしょうか。
私には向かないようです。
その点、古伊万里は保管には気を使わなくてすみますからいいですね。
翅が透明な蝶というのはちょっと驚かされます。
(世界には何種類か生息していますが)
ちなみに、プロフィールの蝶は学名が「アグリアス」(和名ミイロタテハ)と言って
メキシコから南米ペルーあたりに生息している蝶です。(画像の蝶は「アグリアス・クラウディーナ・サルダナパルス」が正式名)
「ジャングルの宝石」と呼ばれる蝶で、このアグリアスの仲間は世界的にコレクターが多いようです。
それでも「ヒメカツオブシムシ」なんていう虫が入ってしまうと、全部食べられて何もなくなってしまう点でしょうか。
あと直射日光は当然のようにXですし、箱から取り出そうとして翅を破損なんてのは珍しくありません。
という訳で、ワタシにはどうも向いていないようです。
私は色々と触ってみたくなるタイプ
なのですぐに壊してしまうかもです。
透明な翅とほのかな色合いが綺麗ですね。
特にこのような小さな蝶の場合、展翅しようとしてバラバラになんてこともあるようです。
ただし、ちゃんと保管すれば100年で200年でもOKだそうですが、そんな環境は博物館しかないのかも・・・