未発表などと称していますが、何のことはない今までHPやブログで掲載したことのない品を紹介するだけのことです
既発表の品は随時「回想の古伊万里」として紹介しますが、未発表の品は2~3ヶ月に一回のペースになると思います。
という訳で第一回の品は、「染付波に桜文輪花六寸皿」です
濃い染付けと薄濃みを併用したとても発色のよい品で、五弁花も極めて丁寧に描かれており
一般的に元禄藍柿などと称して売られているように思いますが、藍柿にはいま一歩かなという感じもします。
波文もなかなか細かい筆致で描かれており、中期の上手の品であることは間違いなさそうです
こういった様式の品は中期の品でそこそこ見かけますが、より上手の品だと、「古人」や「車輪福」の
落款が入っているように感じますが、この品の場合は一般的な「大明成化年製」です。
特別に上手な品ではないかも知れませんが、涼しげな雰囲気がいい感じの品だと思います。
既発表の品は随時「回想の古伊万里」として紹介しますが、未発表の品は2~3ヶ月に一回のペースになると思います。
という訳で第一回の品は、「染付波に桜文輪花六寸皿」です
濃い染付けと薄濃みを併用したとても発色のよい品で、五弁花も極めて丁寧に描かれており
一般的に元禄藍柿などと称して売られているように思いますが、藍柿にはいま一歩かなという感じもします。
波文もなかなか細かい筆致で描かれており、中期の上手の品であることは間違いなさそうです
こういった様式の品は中期の品でそこそこ見かけますが、より上手の品だと、「古人」や「車輪福」の
落款が入っているように感じますが、この品の場合は一般的な「大明成化年製」です。
特別に上手な品ではないかも知れませんが、涼しげな雰囲気がいい感じの品だと思います。
見込みの広い余白に、五弁花が、ぽつんと一つだけ鮮明に描いているところが、このお皿を印象強くしていますね。
中期の上手のものですね。
中央が白抜きではなく五弁花が描かれているあたりが、盛期でも後半以降(元禄~)の品であることを感じさせますよね~
とはいえ、食器としての完成度の高さは見事で、数客あったら見事かも知れません。