前回の「旧渋谷家住宅」の引き続き、致道博物館に移築されている建築物を紹介します
まずは現在は中が見れない、「旧西田川郡役所」、明治期の美しい西洋建築です

案内板

側面はこんな感じですが、今年は酒井氏庄内入部400年ということです

続いては旧鶴岡警察庁舎です。こちらも西洋建築です

案内板

取調室、体験できるそうですが、あまり体験したくありませんね


この階段を上ると二階へ行けますが、下から見ると伝わりませんがかなり急な階段です

上から見ると急なのが良く判ります

二階にはバルコニーがありますが、当時の警察官はここから街の様子でも見たんでしょうか

側面はこんな感じになっています

一階にもバルコニーがあります

続いては「旧庄内藩主御隠殿」、第11代藩主が建てた隠居所だそうです

案内板

続いては酒井氏の庭園です

案内板


東大の赤門ならぬ「酒井氏江戸屋敷赤門」だそうです

江戸時代には城下町であった(酒田は商人町)であった鶴岡に、明治維新以降にこうした西洋建築が建てられたのは
少々不思議な気もしますが、それが文明開化なのかも知れませんね。
致道博物館のミュージアムでは、国宝や重文に指定されている刀剣も展示されており、「刀剣女子」にも楽しめます。
明治期の貴重な西洋風建築は独特の雰囲気があります。
愛知の明治村のような感じです。
どこが運営しているのでしょうか。
維持管理が大変だと思います。
それだけに、致道博物館の規模は大きいのでしょうね。
各県にも、それぞれ、似たような建築物はあったと思うのですが、殆ど、無くなってしまいましたね。
このように大切に保存することは必要でしょうけれど。維持管理が大変ですよね。
現在、致道博物館は公益財団法人になっているようで、館長を務めているのが
元々この土地の持ち主であった酒井家の子孫の方(通称お殿様とか)のようです。
お殿様の子孫の力だったんじゃないでしょうか
国指定の重要文化財に指定されているとはいえ
維持していくのはただごとでないのは確かですよね。