酒田はこのところ天気が不順で、どえらい雨が時々降るという天気が多かったんですが、今日は久々の好天でした。
そんな訳で、今日は県境を越えて秋田県にかほ市の蚶満寺へ行って来ました
「蚶満寺」は853年に慈覚大師によって創建された古刹で、このお寺の裏には国指定文化財の「象潟」(九十九島)が広がっています
案内板です
山門はこんな感じです
山門左側の彫り物
同じく右側の彫り物
ちょっと変わった鐘撞堂、横に大きな芭蕉が植えてあるのは、ここが松尾芭蕉
ゆかりの地であることにちなんでいるのかは判りません
このお寺には七不思議と呼ばれるものがあるようで、その一部を紹介します
「猿丸太夫姿見の井戸」
猿丸太夫は三十六歌仙の一人らしいですが、良く知りません
「西行法師の歌桜」
「親鸞聖人御腰石」
「夜泣の椿」
「木のぼり地蔵」残念ながら葉が茂っていて見えません
これは七不思議ではありませんが、境内にある大きなタブの木
さて「象潟」は地名でもあるんですが、どんな場所かは下の案内板をご覧ください
天然記念物の石碑、少々傾いて
九十九島なんですが、水田の中に松島のごとき場所がそここにあるという独特の景観でありまして
蚶満寺から「島めぐり」の道がつながっています
昨日結構な雨が降ったせいか、道が良くなかったのでちょっとだけ見て引き返しましたが
こちらが「駒留島」です
駒留島の上から見た景観
上堂の森
弁天島
鮓蓋島
この辺りから見た鳥海山
10倍ズームで撮ってみました、雪渓がはっきりと判りますね
200年ちょっと前の大地震でこんな地形が出来た訳ですから、大自然の力はすごいものです。
200年ちょっと前の地震で、これほどまでに変わったのですね。
大自然の力は凄いですね!
それも比較的近年に隆起したとは驚きです。
鳥海山の雪渓をみながら、かつての風景を想像するのも贅沢な愉しみですね。
蚶満寺、何となく水木しげるの世界ですね(^.^)
その頃は象潟がこんな凄い場所だとは知りませんでしたが
今回しばらくぶりで訪れて、その魅力を再発見した次第です。
確かに昭和新山のように昭和になってから畑が隆起して山になったなんて場所もありますが
この九十九島に関しては面積が凄く広いので、そういった点でも驚くべきものなのかも知れません。
蚶満寺は昔から知ってたんですが、「七不思議」については、最近入手した、にかほ市のガイドブックで知った次第です。
個々の詳しい云われについては、今後調べてみたいと思います。