Diary Of 酒田の人

田舎住まいの60代サラリーマンの趣味の日々

建部神社のケヤキ

2024-09-13 20:15:35 | 散歩
今日の酒田は朝は天気が良かったんですが、早い時間から曇り始め、午後には雨が降り出しました。
そんな中、旧余目町(現在は庄内町)の沢新田という集落の建部神社にあるケヤキの巨木を見に行ってきました
沢新田は周囲を水田に囲まれた80軒ほどの暮らす集落で、建部神社は集落内の細い通りの奥にあります
鳥居の右側に御神木の大ケヤキが見えます
結構な高さまでまっすぐ立ち上がっているのが印象的です

案内板がありました。樹齢350年というと江戸前期ですね

指定記念物の杭が根元にありました

この角度が一番大きさが伝わるでしょうか

建部神社の本殿です

この神社には他にも大きなケヤキの木があり、御神木と参道を挟んで反対側のケヤキも結構な大きさです

境内の裏手にも大きなケヤキがあるんですが、雨が強くなったのでうまく撮れませんでした

神社の境内にケヤキの巨木というのは定番のようです


傾城壇の一本杉

2024-09-09 23:02:15 | 散歩
先日紹介した「石動神社の大スギ」は新庄市で一番大きな杉でしたが、石動神社から車で数分の水田地帯に
「傾城壇の一本杉」という変わった名前の杉がポツンと立っています。
天気が良くない日だったのでイマイチですが、道路から少し離れた水田地帯の横の畑の中に立っています
幹回りは5m強、高さもそれ程ではありませんが、ロケーションがいかにも「一本杉」にふさわしいとは言えます

まわりがさえぎるもののない平地の水田地帯ゆえに絵になる杉であるのは確かです


さて、「傾城壇」とは何でありましょうか?
「傾城」とは、歌舞伎では最高位にいる遊女のようですし、「傾国・傾城の美女」といえば楊貴妃を思い浮かべます
この地方の言い伝えによると、京の遊女(傾城)が愛しい男を追いかけてきたが、その思いは男には届かず命を絶った。
その傾城をこの場所に弔ったのが、この場所だったということのようです。
個人的には、「一本杉」というと、春日八郎さんの「別れの一本杉」を思い出しますが
歌詞のように石の地蔵さんがないのは残念ではあります。



羽黒山の宿坊街 ➁

2024-09-08 23:19:40 | 散歩
今日の酒田は最高気温が28度で、天気予報では曇りだったんですが、日中は晴れて良い天気になったので
前回紹介できなかった羽黒山の宿坊街を歩いてきました。
まずは丸い窓が印象的な「善蔵坊」です
続いては最大150名も宿泊できる「奥井坊」
こちらは宿坊ではなく「出羽三山教本部」だそうです
170名も宿泊できる「宮田坊」
敷地内に大きな鳥居がありますが、奥の建物は「三山宮」?でしょうか
宿坊街について書かれた案内板
隣にある精進料理についての案内板
宿坊街の途中に正善院の本堂と重要文化財の黄金堂があります
本堂
重要文化財の「黄金堂」
山門には沢山の草鞋がぶら下がっていました
黄金堂についての案内板です
山門の道路を挟んで反対側にはこんな建物があります
「羽黒山修験道總本部」だそうです
宿坊に戻って、茅葺屋根が印象的な「太田坊」
檀家専門で70名ほど宿泊できる「勝木坊」
60名ほど宿泊できる「檀所院 大塚坊」
「西蔵坊」
30名ほど宿泊できる「東林坊」
看板が出ていないので、判らないんですが宿坊もしくは宿坊だったと思われる建物がいくつかありました


 
  こちらは誰も住んでおられないようで、ツタに覆われています

ついでながら、この雰囲気の良い小路は「自坊小路」だそうです

案内板がありました

まだ紹介していない宿坊がありますが、ウチからだと一時間もかからない場所なので宿坊に泊る機会はなさそうです。
最後に、正善院にはこんなことが書かれておりました

なかなか深いお言葉ですね









石動神社の親スギ

2024-09-06 22:12:29 | 散歩
今日の酒田は最高気温が27度ほどで朝は雨が降っていたんですが、午後からは曇りの天気でした
天気はイマイチでしたが、とりあえず何処かへ行こうということで、7月の大雨で未だに片側交互通行(高屋駅付近)の
国道47号線を通って新庄へ行って来ました。
酒田は曇りだったんですが、庄内町の狩川あたりから雨になり、どうしようかと思ったんですが
せっかく一時間ほどかけてきたので、目的地へ行ってみることにしました。
さて、新庄市の北部にある萩野地区にある「石動(いするぎ)神社」には新庄市で一番大きな杉があります。
神社の方から見ていますが、この神社へ向かう道路には立派な鳥居があります

石動神社は大きな神社ではありませんが、歴史のある神社のようで、参道にも大きな杉があります

案内板がありました

こちらは参道にあるスギですが、結構な巨木です

参道のスギを見ただけでも、期待感が膨らみます

石動神社の社殿ですが、後ろに県の天然記念物に指定されている「親スギ」が見えます

社殿の裏側にスギの巨木がありました

近くへ行ってみると、さすがに幹回り7.7m(ワタシの資料本では8.7mとなっています)の巨木、存在感が凄いです

案内板のよると樹齢1000年以上ということですが、さすがに老木という雰囲気ではあります

根に近い部分ですが、境内の他のスギとは比較になりません

天気の良い時に再訪した場所ではあります


福地神社のハルニレ

2024-09-01 20:20:30 | 散歩
先日、羽黒山の宿坊街を訪ねた折、さほど遠くない場所にハルニレの巨木があるのを思い出し、ちょっと寄ってみました。
ハルニレというのは何のことはない楡の木のようで、日本全国で見られる普通の樹木ということでした
福地神社は旧羽黒町(現在は鶴岡市)にある神社で、ちかくには「あねちゃの店」という産直があります

以前に同じハルニレで三川町の天然記念物に指定されている「青山神社のハルニレ」を紹介しましたが
一見した印象では明らかにこのハルニレの方が巨木であるように感じられます

福地神社の御神木ということですが、細い幹が何本も集まったような独特の形状も印象的です

根に近い部分ですが、幹回りは5.7m程で、青山神社のハルニレと同じくらいでしょうか
ハルニレの場合、杉やケヤキのように10mを超える巨木はないようで、このサイズはかなりなもののようです


この角度だとウチの車が半分以上隠れます

福地神社の境内はとても良く手入れされており、地域の方々が大切にしていることが伺えます。
最後に今回のネタとは関係ありませんが、酒田には市役所の近くに「楡の木」という喫茶店があります