Sakita Blog

1級建築士事務所Sakita Space Design主宰
崎田由紀のブログ。

ワールドトレードセンター★★★★

2007-04-04 17:06:10 | 映画
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TsutayaDiscusで借りて、子どもが寝た後に見ました。
オリバー・ストーン監督の、事実に基づく映画。重い。。。息苦しい。。。
エンターテイメントではないので、盛り上がりとか、そういうのはあまりないです。
奇跡的に救出された警察官二人も、誰を救出する事もできず、ただ準備をしている段階で事件に巻き込まれ、九死に一生を得るわけで。そういう風にして助からずに亡くなった方が何百人といる。
飛行機が衝突してから、ビルが崩壊するまで、かなり時間があって、そこで救助に向かった警察官と消防隊員が多数犠牲になってしまったというのが、なんとも悲劇的。
主人公は助かったけれど、同じような状況の中、苦しんでなくなった方が2500人近くもいたとは。。
また、映画中で語られていた、アメリカ本土が攻撃されたのは史上初、というのも、ちょっと驚きでした。
世界中の大きな戦争に片っ端から頭を突っ込んでいるアメリカが、今まで一度も本土を攻撃された事がなかったとは。。
そういう思いが、アメリカがイラクから撤退できない本当の理由のようで、ちょっといやあな気持ちになりました。
いろいろと考えさせられる映画ですが、私は映画は基本的には楽しい、現実逃避できるものが好きなので、、、。
ちょっとヘビーすぎました。。。
私が涙があふれたのは、エレベーターボーイをしている息子が行方不明になっている黒人のお母さんが「昨日、帰りが遅くて、せっかく作った夕食が無駄になったといって、あの子を怒鳴ってしまった」といって泣き崩れる場面。
ああいう場面は、ダメです。。