Sakita Blog

1級建築士事務所Sakita Space Design主宰
崎田由紀のブログ。

猫本ではなかったが

2009-03-07 22:04:55 | 本と雑誌
ネコはどうしてわがままか (新潮文庫) ネコはどうしてわがままか (新潮文庫)
価格:¥ 420(税込)
発売日:2008-05-28

日高先生の動物エッセイ。あとがきをジャズピアニストの山下洋輔が書いていて、日高先生の奥様が女優だとか、先生が「科学は芸術でなければならない」とおっしゃってるとか。なるほどねえ。先生の文章はとても理系バカの文章とは思えない。気のきいた作家だって、このくらいの長さでこんなふうに学問的な内容をおもしろおかしく書くのは大変だと思う。芸術に対する造詣が深いからなのね。。。納得。
動物ものが好きでよく読むので、内容的にはそんなにびっくりするものはもうないけれど、いつも思うのは、こんなお仕事、楽しそう!!ということ。
子どもにもおススメしたところ、どじょうのところを読んでいたので「ウチのどじょうは金魚の餌をぱくぱく食べてて、全然神秘的だなんて思わないよねえ?生物学者なのにそんなこと知らないのかしら?」と言ったら「あのね、よく読んでよ。野性のどじょうが何を食べているかを調べたかったんだよ!かあさん、読解力ないね」。。。とほほ。


自然の暦

2009-03-07 21:57:39 | 本と雑誌
旧暦と暮らす―スローライフの知恵ごよみ 旧暦と暮らす―スローライフの知恵ごよみ
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:2002-11

読書ログをリストにするとコメントできないではないか、というmyuaさんのお言葉により、これからは読書ログも本文に記載することにしました。読書ログだけ読みたい方は左欄のタグから「本と雑誌」を選んでね。
510先生のブログで紹介されていたので図書館から借りて読みました。
旧暦というのは陰暦(月暦)ではなく、太陽太陰歴(月と太陽)だと初めて知った。
とても複雑な暦。でもそれで見ると閏月がどこに入るかによって暖冬とかの気象状況に説明がつく、というのがびっくり。利用者の声とかはなんだかセールスっぽくてイマイチな構成ですが、読んでると買いたくなるから不思議。注文する予定。