さくら・ことのは~川柳の部屋

言の葉はこだまことだまものおもひ…五七五の部屋へようこそ。

川柳すずか 372(6年12月)号掲載句

2024-12-16 | 川柳すずか

<すずか路>

 紅葉の遅い木々にも迫る冬

 二煎目のお茶のうまみがわかりだす

 一通の喪中はがきが告げる冬

 ひび割れぬうちにこころも保湿する

 時々はねぎらってやる足の裏


<11月句会>

「情報」(西川幸子、青砥たかこ共選)

 情報の処理能力が落ちた脳
      (西川幸子選、橋倉久美子選)

 情報をすべてスマホに握られる
      (西川幸子選)


「自由吟」(𠮷崎柳歩選)

 差額分確認しては貼る切手


<誌上互選> 

「渋い」

 渋い顔しつつ娘に甘い父(7点)

 渋い色選びたくなる秋の服(3点)


  

   
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2 コメント

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う~ん ()
2024-12-16 19:58:15
こんばんは。
 *渋い色選びたくなる秋の服(3点)
もう少し点数が伸びると思っていましたが?
男性には分かりにくいのかな?
私は男性ですが???
少々早いですが、良いお年をお迎え下さい。
来年も、本ブログを楽しませていただきます。
返信する
繁さんへ (さくら)
2024-12-17 09:35:56
おはようございます^^
まあ、繁さん1票入れてくださったのですか。
男性は、とてもおしゃれな人か、
着るものにまったく無頓着な人のどちらかのような気がしていますが、
さてどうなのでしょう?
この句を心に留めてくださった繁さんは、おしゃれな人でしょうね♪

更新の気まぐれな、拙いブログを読んでくださり
今年もありがとうございます。
繁さんも、どうぞよいお年をお迎えくださいね。
返信する

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