さくら・ことのは~川柳の部屋

言の葉はこだまことだまものおもひ…五七五の部屋へようこそ。

静岡たかね 2016年7月号・掲載句

2016-07-06 | 静岡たかね

<自由吟 富岳抄>

「おんがく」 

  走りだす歌をピアノが追うバトル

  ふたが開きおたまじゃくしが跳ねまわる        

  変拍子それも楽しいラブソング
    
  まちがったリズムのままでうたう恋

 
<5月句会>

「扉」 (尾崎 好子 選)

   押してみた扉がはねかえるこわさ


「贅沢」 (松田 タ介 選)

   毎日が贅沢うまい酒とめし

   時々は自分のための花を買う   


「自由吟」 (互選)

   劇薬を良薬にするさじ加減 (5)



      
      にほんブログ村



コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 川柳塔WEB句会&うれしい... | トップ | 川柳すずか 271号(28... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
さくらさんへ (宗和)
2016-07-11 11:14:42
自由吟といいますか、近詠といいますか
なかなか作りにくくてあくせくしていますが、
その点さくらさんは趣味も広いし気取らない言葉で
淡々と詠まれていても他にない新鮮さがありますね。
ボクも、何人かの句集を読ませてもらい気が付いたのは
人真似でなく自分の言葉で作句すればいいということでした。
相性や好き嫌いで没になることも仕方のないことです。
選者一人一人にとって、良い句の基準が違いますので
お互いさまということでしょうか。

目標を十年先くらいに見据えて気長にやっていけば
誰か間違ってパクッと食いつく人があるかもしれないと
思うこの頃です。

返信する
宗和さんへ (さくら)
2016-07-11 14:55:07
暑い日が続きますねぇ 
このところ、暑いやら仕事の忙しい日が続くやらで
早くもバテそうです。
おまけに頭も働かず、締めきり近い課題の句がどれもこれもつくれなくて。
まあこんなときもあるさと気楽にかまえていないと、
長くは続けられませんね。
自分の言葉でつくった、たしかな自分の句だなと思えるものが
誰の心にも佳い句として響いてくれたら、
これほどうれしいことはありませんが、なかなか難しいことですよね。。。
それでもめげずに、てくてくとことこ歩いていくとしましょう。
途中で休憩したりお茶をのんだり寄り道したり?しながら。

昨日は参院選の選挙でしたが、どうなっていくのかこれからの日本…
あれやこれやで、なんとなくどんよりと沈滞気分でいたところへ
メッセージをありがとうございます♪
なにごとも基本に立ち返れば、
あせらずその日のやるべきことをやって、
自分の毎日をていねいに積みかさねてゆくことに尽きるのですよね。

それで、気がついたら10年くらい経っている…のかしら?? 

またまた暑いさなかですが、お仕事におでかけする時間で~す!
がんばってきます♪
返信する

コメントを投稿

静岡たかね」カテゴリの最新記事