我が家のCOO(クー)ちゃんです。
今年で5歳の男の子。
それが………、ものすごぉ~~いアレルギー持ちなのです。
3歳くらいから耳がただれて、その後皮膚もポロポロ…と……
その都度、病院に連れて行くのですが、一時治ってまたすぐポロポロ。
実は、トリミングに行った美容室が原因でした。
耳の中に水を入れられて、そこから……。
で、連れて行った病院も、多分ステロイドを使ったんだと思う。
治ったと思っても、その後が余計ひどくなったから……。
で、トリミングに行って「耳に気をつけてください」と言っても
また同じことの繰り返し……。
全然、気を使ってくれなくて、耳に水が入って病院に逆戻り。
…ったく……どいつもこいつも……とMは怒りまくりました。
あ…COOちゃんは、パグじゃなくて一応シーズーです。
毛を短くカットしてるからパグみたいなんですよね。
写真はとても不細工に映っています。
Mと同じで写真映りがよくないの……
結局、もう他人に任せてられない! ということで、
2ヶ月か3ヶ月に一度、MがCOOちゃんの毛をカットするのです。
丸坊主。この写真はつい最近カットした時のです。
寒そう……。
COOちゃんって、普段は居るか、居ないか、分からないほど
存在感のないワンコなの。
突然の物音にはBOW・WOW吠えますが、
屋根から落ちる雪の音におびえて、ひとりで逃げていきます…。ズルイ…
雷もガタガタ震えます。
散歩は朝と晩の二回、娘の仕事。
「はやく行きなさ~~い!」と、Mに怒鳴られてやっと行っています。
犬って、自分の順番つけるんですってね。
COOちゃんの場合
おかあさん(M)
おにいちゃん(Mの息子)
おとうさん(Mのダー)
じぶん
あいつ(Mの娘)
……という順番です。
いくら娘が朝晩散歩に連れて行っても、娘のいうことはききません。
ライバル意識が強くて笑っちゃいます。
本来、下層階級のMの家では、ペットなどを飼う余裕はないのですが、
COOちゃんを初めて見たとき、コロコロしていて、愛嬌たっぷりで…。
実は、ペットショップじゃなくて、ホームセンターで出合ったワンコです。
しかも、ダーの工具を見に行き、高速で帰る途中に「あのワンコ可愛かったね」
という会話からはじまったのですが、Mは反対していたのです。
可愛いけど、面倒を見るのは大変だし先に逝かれるのも辛い。
……でも、可愛いかったよね…
結局、一度高速をおりて、また乗りなおして北区まで行き
COOちゃんをお持ち帰りしてしまいました…。
その時、やたらお腹がパンパンになって、はちきれそうだったので
係員に聞くと、ついさっきやった餌の量をまちがえて倍与えてしまった
…とのことで、本当に真ん丸いボールみたいになっていた犬でした。
で、良く食うからクーにしたのですが、
アイフルのくぅちゃんの登場で、
COOという名前がすっかりしぼんでしまいました。
だって、向こうのくぅちゃん…とても繊細そうで……。
そういえば、アイフルのくぅちゃん、天国に行っちゃったのよね…
居なくなる事を考えると、とても切ない…。
Mの実家でもずっとマルチーズを飼っていて、
小学生のころから一緒に遊んでいたワンコが死んだ時
仕事を休んで一日中泣いてました…。
他に、Mの家では10年位前にオスとメスのハムスター
(ジャンガリアン)を飼っていて、4匹の子どもが生まれたのです。
あまり増えすぎても大変なので、2匹を里子に出すことにして、
市内のフリーペーパーで、里親さんを募集しました。
いろんな人から連絡がきたので、それぞれの家庭環境などを考慮して
西区と厚別区のやさしそうな飼い主さんに引きとってもらいました。
そして、その後…。
「とても可愛がっていて、なついてくれていたのに、先日亡くなりまして…」と
声を詰まらせてがきたのです。
最初は間違い電話だと思っていたのが、よくよく話を聞くと
4年前に子ハムを引き受けてくださった、厚別区の飼い主さんでした。
わざわざ連絡をくださるとは……。
本当にかわいがってもらったようで、きちんとお寺で供養してもらったとのこと。
幸せな一生だったみたいで、Mは自分のことのように嬉しかった
「寿命だから仕方ないですよ…」と慰めましたが
かなり落ち込んでいらして、本当にお気の毒でした。
あのあと、またハムちゃんを飼ったのかなぁ。
ウチのハムちゃん達は、最初にパパハムが逝って、
子ハム1、ママハム、子ハム2…と……。
今では皆、家の庭に安らかに(?)眠っています。
全部Mがひとりで泣きながら埋葬しました。
娘も息子もぜ~~~~~んぜん、無関心で……。チッ
健気に人間を癒してくれる動物なのに
何もしてやれないんだよね…。
悪いなぁ…と思いながら、Mの横で長くなって寝ているCOOちゃんの
無邪気な寝顔を見てまた癒されるMでした。