仙川で、素敵な ”庭” を見つけました。
コンクリート塀沿いに、見事な一列に きれいに並んだ
「ひょろり」とした花たち。
ほんとに几帳面にずらりと、整列しています。
パッと見、
コンクリ塀の足下から 雑草のように
わんさか生えてしまっているかのよう。
でも実際は、
丸い植木鉢を、それこそ同じ規格サイズのものを揃えて、
ピシッと、キレイに整列させているのでした。
そして
庭の”主”の几帳面さがうかがえるのは、鉢の並び のみならず。
お分かりになりますか。
「ひょろり」と 花の柄が伸びるタイプの花を、取り揃えているのです。
この涼しげな澄んだ淡い青の花は、
アガパンサス。
Agapanthus africanus
別名:紫君子蘭(むらさきくんしらん)
ユリ科アガパンサス属/アガパンサス科アガパンサス属
宿根草
この名前って、ギリシア語の「αγάπη/Agapee(アガペー)」から来ているのです。
意味は、
キリスト教進学概念における「神の(人間に対する)絶対的な愛」のこと。
もっと詳しく知りたい方は、こちら↓をご覧下さい。
「アガペー」解説(wikipedia)
そして、南アフリカ原産だから、「africanus(アフリカヌス)」。
「アフリカ生まれの愛の花」ということになるんでしょうね。
なんでこの花が、そんな大層な名前になったのかは、わからない。
カンカンの陽射しの下よりも、
半日陰でひっそり ひょろっと咲いている という印象があります。
*
そのお隣には
夏の太陽にふさわしい、
透明感のある黄色が まぶしくも上品な、
ユリに似た花。
これは、
ヘメロカリス。
Hemerocallis spp.
ユリ科
別名、「デイリリー」と言います。咲いたら一日で終わってしまうユリだから。
でも、次々に 代わる代わる、咲き続けます。
またの名を、「忘れ草」とか、「ニッコウキスゲ」とか。
品種改良で出来た園芸品種で、
「ヘメロカリス」と一口に言われるものも、詳しく見ると色々と分類されるようです。
*
そのお隣は、
白いクリナム。
Crinum spp.
別名:ハマオモト/ハマユウ
ヒガンバナ科クリナム属
(※お花teacherのご指摘により、「白いアガパンサス」と書いていたところを訂正しました。有り難う存じます。)
黄色と白(&葉っぱの緑)って、
お互いにとてもまぶしい、強い色なので、ぶつかり合いそうなものですが、
「ひょろり」としたもの同士だからでしょうか、
全体として、そんなにうるさい感じがしない。
そよそよと、風を感じる体つき。良いですね。
*
そして
ギボウシ。
Hosta spp.
ユリ科 宿根草
純白に、ムラサキをうっすら挿し色。。。なんて涼しげ!
夏の日陰の、湿ったところに、よく見かけます。
色といい、
咲き方といい、
ひょろり具合といい、
ほんとにクールビューティーな風情。暑い夏・重い梅雨のさなかにも、
彼らの姿を認めると、すぅ っと、 心がそよ風になびきます。
コンクリ塀に密着したラインガーデンだということも忘れさせる
すずしげな風景。。しばしのんびり。
と そこへ
”主”が登場。
お花の手入れを始めました。
「花ガラ摘み」、つまり、終わった花を摘み取っていく作業。
「きれいですねー、ここ!」と言ったら
「ふ、ふ。」と、小さく笑いました。
そして
黙々と、花の世話を続けるのでした。
コンクリート塀沿いに、見事な一列に きれいに並んだ
「ひょろり」とした花たち。
ほんとに几帳面にずらりと、整列しています。
パッと見、
コンクリ塀の足下から 雑草のように
わんさか生えてしまっているかのよう。
でも実際は、
丸い植木鉢を、それこそ同じ規格サイズのものを揃えて、
ピシッと、キレイに整列させているのでした。
そして
庭の”主”の几帳面さがうかがえるのは、鉢の並び のみならず。
お分かりになりますか。
「ひょろり」と 花の柄が伸びるタイプの花を、取り揃えているのです。
この涼しげな澄んだ淡い青の花は、
アガパンサス。
Agapanthus africanus
別名:紫君子蘭(むらさきくんしらん)
ユリ科アガパンサス属/アガパンサス科アガパンサス属
宿根草
この名前って、ギリシア語の「αγάπη/Agapee(アガペー)」から来ているのです。
意味は、
キリスト教進学概念における「神の(人間に対する)絶対的な愛」のこと。
もっと詳しく知りたい方は、こちら↓をご覧下さい。
「アガペー」解説(wikipedia)
そして、南アフリカ原産だから、「africanus(アフリカヌス)」。
「アフリカ生まれの愛の花」ということになるんでしょうね。
なんでこの花が、そんな大層な名前になったのかは、わからない。
カンカンの陽射しの下よりも、
半日陰でひっそり ひょろっと咲いている という印象があります。
*
そのお隣には
夏の太陽にふさわしい、
透明感のある黄色が まぶしくも上品な、
ユリに似た花。
これは、
ヘメロカリス。
Hemerocallis spp.
ユリ科
別名、「デイリリー」と言います。咲いたら一日で終わってしまうユリだから。
でも、次々に 代わる代わる、咲き続けます。
またの名を、「忘れ草」とか、「ニッコウキスゲ」とか。
品種改良で出来た園芸品種で、
「ヘメロカリス」と一口に言われるものも、詳しく見ると色々と分類されるようです。
*
そのお隣は、
白いクリナム。
Crinum spp.
別名:ハマオモト/ハマユウ
ヒガンバナ科クリナム属
(※お花teacherのご指摘により、「白いアガパンサス」と書いていたところを訂正しました。有り難う存じます。)
黄色と白(&葉っぱの緑)って、
お互いにとてもまぶしい、強い色なので、ぶつかり合いそうなものですが、
「ひょろり」としたもの同士だからでしょうか、
全体として、そんなにうるさい感じがしない。
そよそよと、風を感じる体つき。良いですね。
*
そして
ギボウシ。
Hosta spp.
ユリ科 宿根草
純白に、ムラサキをうっすら挿し色。。。なんて涼しげ!
夏の日陰の、湿ったところに、よく見かけます。
色といい、
咲き方といい、
ひょろり具合といい、
ほんとにクールビューティーな風情。暑い夏・重い梅雨のさなかにも、
彼らの姿を認めると、すぅ っと、 心がそよ風になびきます。
コンクリ塀に密着したラインガーデンだということも忘れさせる
すずしげな風景。。しばしのんびり。
と そこへ
”主”が登場。
お花の手入れを始めました。
「花ガラ摘み」、つまり、終わった花を摘み取っていく作業。
「きれいですねー、ここ!」と言ったら
「ふ、ふ。」と、小さく笑いました。
そして
黙々と、花の世話を続けるのでした。