「秋田 森のテラス」への旅(7月4+5日)の
レポート、第二章。

お待たせしました。はじまり はじまり。

玄関の、「ダリア畑」。にんじんとか、野菜も植わっています。
ダリアの本体よりも、
支柱の ”ずらり!”っぷりに、圧倒されました。
地元おばあちゃんたち作業員(71歳)の努力の賜物。

「苗代(なわしろ)」です。
つまりは、水たまり状態の 田んぼ。
これに 誰よりも喜んだのが

でかい“チワワ”(11歳)。

普段 都会生活で抑圧されているものや、
行きの車の10時間拘束が 吹っ切れたのか

水に反応する本能的な何かが はじけ飛んじゃったのか
とっても はしゃいじゃって、
ドロドロになりながら、田んぼの中を ぐるぐる。
「水牛だ!」「水牛になった!」と言われながら。
全然上がろうとしないのでした。

*
お次は、花畑です。
植わっているのは、「宿根草」。
年を追うごとに どんどん増えてゆく、園芸品種の花たちです。
「はじめの花畑/四季ガーデン(仮称)」

「なかの花畑/三段ガーデン(仮称)」


「おくの花畑/七色ガーデン(仮称)」

※奥の花畑・上段 =「赤青紫白桃ガーデン」(仮称)

※奥の花畑・下段 =「黄橙ガーデン」(仮称)
ざっと、3カ所あります。
これらは、
苗や種から 地道にこつこつ 育てた花。
雑草取りや、施肥。
およそ3年かけて
手塩にかけて、こつこつ育てた花たち。
ついに
全ての種類が 大きく育ち上がり、
視界いっぱいに
満開に埋め尽くす光景を

やっとこさ、です。
やっとこさ、初めて
目の当たりにすることが出来ました。

「やっと みんな咲いた。」

涙が出そうな光景でした。
*
広い庭です。

「○○園」とかのような、いわゆる”テーマパーク”ではありません。
見モノが 一定のポイントにガッチリ用意されているわけではありません。
里山の自然が、
そのまんま、そこにあります。
見回せば

クリの花。
栗(日本栗)
Castanea crenata
ブナ科クリ属 落葉高木
英名:(Japanese) Chestnut
群れると、ちょっと変な,独特なにおいのする、栗の花。

「栗花落」と書いて「ついり」と読んだりします。
つまり、「梅雨入り」のこと。
*
水のほとりには

ノハナショウブ。
野花菖蒲
Iris ensata var. spontanea
アヤメ科アヤメ属
英名:Japanese (Water) Iris
森のふもとには

オカトラノオ。
丘虎ノ尾(リシマキア)
Lysimacha clethroides
サクラソウ科オカトラノオ属
英名:Gooseneck loosestrife
植えたりしたわけではなく、勝手に咲いた野の花たちは、
贅沢に、
咲くべき季節の 流れのままに、
当たり前に、咲いています。
人があつらえたものではない、自然の断片。
訪れるたびに必ず変わってゆく、流れる自然の、一片。
それを ふとした目の先 鼻の先に見つけるのが、また、
自分だけの「お宝」を見つけたみたいで、
うれしくなるのです。
*
色んなものが、色んなところにある、自然の庭。
そこを
裸足で歩く 白木のデッキの道が

延々と 続いています。
「どこが見どころなの?」
と訊かれたら、
「そんなもの、無い。」と答えましょう。というか、「全て。どこでも。」なのです。
自然って、そういうものでしょう?

だから、
急いで駆け巡るような場所ではありません。
自分のペースで、行きつ戻りつ できます。
そして、たまには
立ち止まり、
のんびり。

振り返り
通って来た道が
全く別の見え方をすることに ハッとしたりして、
でも、
のんびり。

また歩き、

のんびり。
真ん中あたりにある ピアノの小屋(通称:「くら」) にて

ひとやすみ。

ぼーっとして
何もしないで

のんびり。

お気に入りの場所を見つけたら
寝転がり、
のんびり。
*
さて。ひととおり巡ったな
と思ったら、
まだまだ!
落ち着いちゃうのは、まだ早い。
「森のテラス」は、
森の中へと

続きます。。>>第三章:森と湯と蛍
レポート、第二章。

お待たせしました。はじまり はじまり。

玄関の、「ダリア畑」。にんじんとか、野菜も植わっています。
ダリアの本体よりも、
支柱の ”ずらり!”っぷりに、圧倒されました。
地元おばあちゃんたち作業員(71歳)の努力の賜物。

「苗代(なわしろ)」です。
つまりは、水たまり状態の 田んぼ。
これに 誰よりも喜んだのが

でかい“チワワ”(11歳)。

普段 都会生活で抑圧されているものや、
行きの車の10時間拘束が 吹っ切れたのか

水に反応する本能的な何かが はじけ飛んじゃったのか
とっても はしゃいじゃって、
ドロドロになりながら、田んぼの中を ぐるぐる。
「水牛だ!」「水牛になった!」と言われながら。
全然上がろうとしないのでした。

*
お次は、花畑です。
植わっているのは、「宿根草」。
年を追うごとに どんどん増えてゆく、園芸品種の花たちです。
「はじめの花畑/四季ガーデン(仮称)」

「なかの花畑/三段ガーデン(仮称)」


「おくの花畑/七色ガーデン(仮称)」

※奥の花畑・上段 =「赤青紫白桃ガーデン」(仮称)

※奥の花畑・下段 =「黄橙ガーデン」(仮称)
ざっと、3カ所あります。
これらは、
苗や種から 地道にこつこつ 育てた花。
雑草取りや、施肥。
およそ3年かけて
手塩にかけて、こつこつ育てた花たち。
ついに
全ての種類が 大きく育ち上がり、
視界いっぱいに
満開に埋め尽くす光景を

やっとこさ、です。
やっとこさ、初めて
目の当たりにすることが出来ました。

「やっと みんな咲いた。」

涙が出そうな光景でした。
*
広い庭です。

「○○園」とかのような、いわゆる”テーマパーク”ではありません。
見モノが 一定のポイントにガッチリ用意されているわけではありません。
里山の自然が、
そのまんま、そこにあります。
見回せば

クリの花。
栗(日本栗)
Castanea crenata
ブナ科クリ属 落葉高木
英名:(Japanese) Chestnut
群れると、ちょっと変な,独特なにおいのする、栗の花。

「栗花落」と書いて「ついり」と読んだりします。
つまり、「梅雨入り」のこと。
*
水のほとりには

ノハナショウブ。
野花菖蒲
Iris ensata var. spontanea
アヤメ科アヤメ属
英名:Japanese (Water) Iris
森のふもとには

オカトラノオ。
丘虎ノ尾(リシマキア)
Lysimacha clethroides
サクラソウ科オカトラノオ属
英名:Gooseneck loosestrife
植えたりしたわけではなく、勝手に咲いた野の花たちは、
贅沢に、
咲くべき季節の 流れのままに、
当たり前に、咲いています。
人があつらえたものではない、自然の断片。
訪れるたびに必ず変わってゆく、流れる自然の、一片。
それを ふとした目の先 鼻の先に見つけるのが、また、
自分だけの「お宝」を見つけたみたいで、
うれしくなるのです。
*
色んなものが、色んなところにある、自然の庭。
そこを
裸足で歩く 白木のデッキの道が

延々と 続いています。
「どこが見どころなの?」
と訊かれたら、
「そんなもの、無い。」と答えましょう。というか、「全て。どこでも。」なのです。
自然って、そういうものでしょう?

だから、
急いで駆け巡るような場所ではありません。
自分のペースで、行きつ戻りつ できます。
そして、たまには
立ち止まり、
のんびり。

振り返り
通って来た道が
全く別の見え方をすることに ハッとしたりして、
でも、
のんびり。

また歩き、

のんびり。
真ん中あたりにある ピアノの小屋(通称:「くら」) にて

ひとやすみ。

ぼーっとして
何もしないで

のんびり。

お気に入りの場所を見つけたら
寝転がり、
のんびり。
*
さて。ひととおり巡ったな
と思ったら、
まだまだ!
落ち着いちゃうのは、まだ早い。
「森のテラス」は、
森の中へと

続きます。。>>第三章:森と湯と蛍