この前の雨の日
図書館へ行く道々
道をまちがえて さまよった街で
出逢ったボタンクサギ
牡丹臭木
Clerodendrum bungei
クマツヅラ科クレロデンドルム属
別名:ヒマラヤクサギ、ベニバナクサギ
英名:Glory flower
原産地:中国南部,印度北部
きれいな花なのに
「気の毒な名前大賞」、一等賞レベル。
だけど英語名は、「栄光の花」。
全然違うね。
花は 夏色 夏の良い香り
臭いのは 葉っぱ
道に迷うと なぜか
大概、
素敵な花スポットに、出逢える。
そして
道に迷ったことも うっかり忘れて
ふと立ち止まって
しばし見とれたり。
*
道に迷うと
不安と動揺で まわりをキョロキョロする度合いが 高くなるから、
より アンテナが敏感になるんだろう。
「目的地へ まっしぐら!」
「最短最速ルートで向かいます。」
って言う、「お仕事モード」の 義務感オンリーの気持ち
「お仕事モード」の 鎧(よろい)
それが、
「迷う」
っていう、
不慮の事故 というか
とんでもなく うかつな失敗: あるいは、
ある種
「あ、、これで、世界が終わった。」ぐらいの(ほんとはそんなこと全然無いんだけど;)
その瞬間の自分にとっては ちょっと「もうこれ以上どうにもならない、史上最悪の事態(トラブル)」によって
(ほんとはそんなこと、全然無いんだけど;)
ガクン、と ぐらついてしまって
ふと 立ち止まる。
というか、路頭にて迷っちゃったわけだから ふと立ち止まらざるを得なくて、
動揺しながら
振り返ったり
遠目を見たり
呆然としたり
落ち込んだり
考え込んだり
考え込んだふりをしたり
あるいは、開き直ったり
気持ちがぐるぐる スイッチ(変換)していく。
そうこうしているうちに
薄皮一枚の“鎧”が あえなくピリッと 破けて
そんなところで
視界も
「広域モード」かなにかに スイッチして、
その結果、
“見つける”んだろうな。
例えば こういう 綺麗な花とかを。
フツウだったらスルーしている(そうせざるを得ない)であろう
道ばたの なにげない 花、とかを。
*
例えば
「まっしぐら・お仕事モード」ならば きっと見向きもしない
細い横みちとか
ちょっとはずれて奥まったところとかに
心の中では
ほんとは
何よりも見たいな と 思っていて
心の中では
ほんとは
いつでも
会いたいと 探し求めているものを。
例えば こういう
きれいで
なにげない、
花とかを。
*
図書館へ行く道々
道をまちがえて さまよった街で
出逢ったボタンクサギ
牡丹臭木
Clerodendrum bungei
クマツヅラ科クレロデンドルム属
別名:ヒマラヤクサギ、ベニバナクサギ
英名:Glory flower
原産地:中国南部,印度北部
きれいな花なのに
「気の毒な名前大賞」、一等賞レベル。
だけど英語名は、「栄光の花」。
全然違うね。
花は 夏色 夏の良い香り
臭いのは 葉っぱ
道に迷うと なぜか
大概、
素敵な花スポットに、出逢える。
そして
道に迷ったことも うっかり忘れて
ふと立ち止まって
しばし見とれたり。
*
道に迷うと
不安と動揺で まわりをキョロキョロする度合いが 高くなるから、
より アンテナが敏感になるんだろう。
「目的地へ まっしぐら!」
「最短最速ルートで向かいます。」
って言う、「お仕事モード」の 義務感オンリーの気持ち
「お仕事モード」の 鎧(よろい)
それが、
「迷う」
っていう、
不慮の事故 というか
とんでもなく うかつな失敗: あるいは、
ある種
「あ、、これで、世界が終わった。」ぐらいの(ほんとはそんなこと全然無いんだけど;)
その瞬間の自分にとっては ちょっと「もうこれ以上どうにもならない、史上最悪の事態(トラブル)」によって
(ほんとはそんなこと、全然無いんだけど;)
ガクン、と ぐらついてしまって
ふと 立ち止まる。
というか、路頭にて迷っちゃったわけだから ふと立ち止まらざるを得なくて、
動揺しながら
振り返ったり
遠目を見たり
呆然としたり
落ち込んだり
考え込んだり
考え込んだふりをしたり
あるいは、開き直ったり
気持ちがぐるぐる スイッチ(変換)していく。
そうこうしているうちに
薄皮一枚の“鎧”が あえなくピリッと 破けて
そんなところで
視界も
「広域モード」かなにかに スイッチして、
その結果、
“見つける”んだろうな。
例えば こういう 綺麗な花とかを。
フツウだったらスルーしている(そうせざるを得ない)であろう
道ばたの なにげない 花、とかを。
*
例えば
「まっしぐら・お仕事モード」ならば きっと見向きもしない
細い横みちとか
ちょっとはずれて奥まったところとかに
心の中では
ほんとは
何よりも見たいな と 思っていて
心の中では
ほんとは
いつでも
会いたいと 探し求めているものを。
例えば こういう
きれいで
なにげない、
花とかを。
*