7月18日の、秋田・1日・旅日記。
第一章:朝編に続き、
第二章
です。
*
秋田駅に着くや
お蕎麦に
(一枚だけちらっと撮ってました、蕎麦)
海に
温泉に
ババヘラアイスに
と
めくるめく“市中引き回し”を堪能させてもらい、
さらに フリオさんは
車をぶっ飛ばしてくれて。
東へ向かいました。
森の方へ。
森の深い方へ。
懐かしい森のある方へ。
ちょうど 秋田も短い梅雨が明けたという、この日。
懐かしい 夏のはじまりの森の空気、
秋田の森のあの カラリとした空気の あの感じが、
走る車に飛び込んで来ます。
*
ところで:
ご存知の方も多いと思いますが、念のため説明しますと、わたくし
「歌庭屋」を名乗る前身は、
「森の番人」だったのでした。
2年ほど、秋田の山間のけっこうな田舎で、
「森の番人」として、暮らしていました。
秋田の「森のテラス」というところで。
田園、畑、森、ため池、山、、
という
里山の環境を、造園家の感性で 丸ごとがっつり
「オープンガーデン」にしました。
っていう、
スケールのでかい“庭”なのです。
そこに居て、色々なことを、やってました。
北秋田市・桂瀬(かつらせ)というところにあります。
秋田市から車でぶっ飛ばして、1時間ちょいかかります。
去年のちょうど同じ時期に、
高円寺のおちゃめな軍団と訪れて以来。
(去年の模様。)
今回、
正直、
行きたい。という気持ちも、あった。けれど、
今回の旅の主旨は そっちではなかったし
(スケジュール的に)行けないかもなあ。って、
半分諦めていた。
、、んですけど。
前述の通り、
フリオさんが、連れて行ってくれたのでした。
その
フリオさんや、
現在も つながっている色んな・素敵な友人たちと
たくさん出逢えた場所。
造園という世界に今携わっている自分にとって
肝心要の「根っこ」になっている、
超・重要な場所でもあります。
去ってから、早、一年以上経ちました。
(まだ一年強?そんなもんかな。)
最後に訪れてから、ちょうど一年。
自分が去った後、
現在の「森の番人」が 凄く頑張って、
「凄く素敵な感じに進化している」「良くなっている」というのも、
ちらちら耳にしていました。
看板も出来たんだとか。
おお、ほんとだ。すごいねえ。
「ああ、良くなってるのか。それはそれは、良かったなあ」
と思いながらも、
ちょっと、怖かったんです。
「変わった/進化した」ということは、
自分の居たときの痕跡は、どんどん消えていっている、ということだから。
自分の手のかかったものは、どんどん 消えて行っている、ということだから。
だけど、
そんなにびくつくことは なかった。
入り口にたどり着くや、
初めて見る 新しい看板。そして そのそばには、
自分の字で書かれた看板が、残っていました。
お粗末すぎて、看板としてはダメダメな、看板が。
「とっくに棄てられただろうな。」と思っていた、看板にもならない看板が。
まさかの再会。
キュンと、してしまいました。
入り口の、新しい風景。
振り返ったら
変わらない風景も。
懐かしい。
甘くほろ苦い、第三の故郷。
ただいま。
ひさしぶり。
おじゃまします。
*
マイナーチェンジをしているところもあれば
何も変わらないで見える、当時そのままの風景も。
*
水を張ったエリアが増えていました。
そのせいか
トンボがすんごく増えていました。
数も種類も。
見えるかな、、エメラルドのアオイトトンボ。
*
花畑の花。
あぜに野に咲く、天然の花。
花畑の花(ダリア)に混じって
なんと 半夏生が!勝手に生えたにしては、素敵すぎる。
あれやこれやの
変わったところ
変わらないところ
に
いちいち反応しながら
ゆるゆる歩いて行くと
「かわや小屋」と「くら」が見えて来ました。
ああ、変わらない!
やあ、新しい!
良いなあ、これ。
*
「とても素敵になった」というウワサの
『くら』へ。
くらには、先客が。
「もしかして、逢えないかな?」と、ギリギリに連絡していた、
Iさんでした。
最近、田沢湖に引っ越してきたばかりの、Iさん。
秋田森のテラスで出逢った方です。
ぜひいつか、会いたかった人。
まさかこのタイミングでお会いできるとは、思っても見なかったけど;
ああ、やっと会えました!
*
はね上がり戸を開けました。
風が抜けます。
ほんっとに、
あっちもこっちも
見違えるほどに素敵な、居心地の良い空間に 進化してました。
寝っ転がれるし。
これは、
いつまででも ダラダラできちゃう。
*
オープンの時に作ってもらった、
木のペンダント。懐かしい。
これを作ってくれたアトリエキキ(二人組)の片割れが、
今、森番を務めてくれています。
こちらは 自分の時には無かった、
新しい、手彫りの地図板。力作。
いろんな自然のオーナメント。
今の森番の子のお作かしら。
キッチン!
新しく出来たばかりの、キッチンスペース。
電気もガスも、水も整ってる。
これで(社長宿願の)カフェが出来る!
すごいなあ、社長。
なんだかんだ、ハードルにぶち当たりまくったけど、結局、
夢をぜんぶ叶え倒している。すごいパワーだ。
随所にお洒落なセンスが光る インテリアは、きっと
インテリアコーディネーターでもある、スタッフNさんの力。流石。
すごいなー。
ひとしきり 感嘆しきり
まったりしたところで
フリオ店長、
カフェの開店があるので、秋田市へ。
「またあとでねー!」と、帰途に。
ああ、色々とほんとうに
ありがとう。
*
さて
この「森」は、まだまだ序の口。
続きます。
もう一人、声をかけてみた 秋田の友人を
待ちきれず;
池の上に浮かぶテラスへ。
*
続く>>第三章へ。
第一章:朝編に続き、
第二章
です。
*
秋田駅に着くや
お蕎麦に
(一枚だけちらっと撮ってました、蕎麦)
海に
温泉に
ババヘラアイスに
と
めくるめく“市中引き回し”を堪能させてもらい、
さらに フリオさんは
車をぶっ飛ばしてくれて。
東へ向かいました。
森の方へ。
森の深い方へ。
懐かしい森のある方へ。
ちょうど 秋田も短い梅雨が明けたという、この日。
懐かしい 夏のはじまりの森の空気、
秋田の森のあの カラリとした空気の あの感じが、
走る車に飛び込んで来ます。
*
ところで:
ご存知の方も多いと思いますが、念のため説明しますと、わたくし
「歌庭屋」を名乗る前身は、
「森の番人」だったのでした。
2年ほど、秋田の山間のけっこうな田舎で、
「森の番人」として、暮らしていました。
秋田の「森のテラス」というところで。
田園、畑、森、ため池、山、、
という
里山の環境を、造園家の感性で 丸ごとがっつり
「オープンガーデン」にしました。
っていう、
スケールのでかい“庭”なのです。
そこに居て、色々なことを、やってました。
北秋田市・桂瀬(かつらせ)というところにあります。
秋田市から車でぶっ飛ばして、1時間ちょいかかります。
去年のちょうど同じ時期に、
高円寺のおちゃめな軍団と訪れて以来。
(去年の模様。)
今回、
正直、
行きたい。という気持ちも、あった。けれど、
今回の旅の主旨は そっちではなかったし
(スケジュール的に)行けないかもなあ。って、
半分諦めていた。
、、んですけど。
前述の通り、
フリオさんが、連れて行ってくれたのでした。
その
フリオさんや、
現在も つながっている色んな・素敵な友人たちと
たくさん出逢えた場所。
造園という世界に今携わっている自分にとって
肝心要の「根っこ」になっている、
超・重要な場所でもあります。
去ってから、早、一年以上経ちました。
(まだ一年強?そんなもんかな。)
最後に訪れてから、ちょうど一年。
自分が去った後、
現在の「森の番人」が 凄く頑張って、
「凄く素敵な感じに進化している」「良くなっている」というのも、
ちらちら耳にしていました。
看板も出来たんだとか。
おお、ほんとだ。すごいねえ。
「ああ、良くなってるのか。それはそれは、良かったなあ」
と思いながらも、
ちょっと、怖かったんです。
「変わった/進化した」ということは、
自分の居たときの痕跡は、どんどん消えていっている、ということだから。
自分の手のかかったものは、どんどん 消えて行っている、ということだから。
だけど、
そんなにびくつくことは なかった。
入り口にたどり着くや、
初めて見る 新しい看板。そして そのそばには、
自分の字で書かれた看板が、残っていました。
お粗末すぎて、看板としてはダメダメな、看板が。
「とっくに棄てられただろうな。」と思っていた、看板にもならない看板が。
まさかの再会。
キュンと、してしまいました。
入り口の、新しい風景。
振り返ったら
変わらない風景も。
懐かしい。
甘くほろ苦い、第三の故郷。
ただいま。
ひさしぶり。
おじゃまします。
*
マイナーチェンジをしているところもあれば
何も変わらないで見える、当時そのままの風景も。
*
水を張ったエリアが増えていました。
そのせいか
トンボがすんごく増えていました。
数も種類も。
見えるかな、、エメラルドのアオイトトンボ。
*
花畑の花。
あぜに野に咲く、天然の花。
花畑の花(ダリア)に混じって
なんと 半夏生が!勝手に生えたにしては、素敵すぎる。
あれやこれやの
変わったところ
変わらないところ
に
いちいち反応しながら
ゆるゆる歩いて行くと
「かわや小屋」と「くら」が見えて来ました。
ああ、変わらない!
やあ、新しい!
良いなあ、これ。
*
「とても素敵になった」というウワサの
『くら』へ。
くらには、先客が。
「もしかして、逢えないかな?」と、ギリギリに連絡していた、
Iさんでした。
最近、田沢湖に引っ越してきたばかりの、Iさん。
秋田森のテラスで出逢った方です。
ぜひいつか、会いたかった人。
まさかこのタイミングでお会いできるとは、思っても見なかったけど;
ああ、やっと会えました!
*
はね上がり戸を開けました。
風が抜けます。
ほんっとに、
あっちもこっちも
見違えるほどに素敵な、居心地の良い空間に 進化してました。
寝っ転がれるし。
これは、
いつまででも ダラダラできちゃう。
*
オープンの時に作ってもらった、
木のペンダント。懐かしい。
これを作ってくれたアトリエキキ(二人組)の片割れが、
今、森番を務めてくれています。
こちらは 自分の時には無かった、
新しい、手彫りの地図板。力作。
いろんな自然のオーナメント。
今の森番の子のお作かしら。
キッチン!
新しく出来たばかりの、キッチンスペース。
電気もガスも、水も整ってる。
これで(社長宿願の)カフェが出来る!
すごいなあ、社長。
なんだかんだ、ハードルにぶち当たりまくったけど、結局、
夢をぜんぶ叶え倒している。すごいパワーだ。
随所にお洒落なセンスが光る インテリアは、きっと
インテリアコーディネーターでもある、スタッフNさんの力。流石。
すごいなー。
ひとしきり 感嘆しきり
まったりしたところで
フリオ店長、
カフェの開店があるので、秋田市へ。
「またあとでねー!」と、帰途に。
ああ、色々とほんとうに
ありがとう。
*
さて
この「森」は、まだまだ序の口。
続きます。
もう一人、声をかけてみた 秋田の友人を
待ちきれず;
池の上に浮かぶテラスへ。
*
続く>>第三章へ。