歌庭 -utaniwa-

“ハナウタのように:ささやかで、もっと身近な・気楽な庭を。” ~『野口造園』の、徒然日記。

暑中見舞い

2011年08月09日 | 徒然 -tzure-zure-
八月も早、上旬は満ち。

盆が近づき。

よく知っている暑さ。八月ど真ん中の暑さ。

やって来ました。
暑くなって来ました。





息のつまりそうなほど重い湿気の、

夏らしい大気。





と思えば




どよんと渦巻いて、




ざっと、雨も降ったりします。

夏の雨。
夕立。


向こうの空はスッキリ青く晴れてる、
こっちばかりは、灰色の下、透明な雨のどしゃ降り。

今だけ今だけ
すぐに止むだろうな。





思ったとおりに、

雨の足は速く、すぐに過ぎ去って、

洗われた水色の明かりが じわりと漏れて
梢の深い風に揺れる蔭から
するすると零れ出して、



炸裂。





、、、炸裂!


「夏!」

て感じに、炸裂。


ふと気づけばまた復活している、セミのシュワシュワシュワシュワ、、、


あちちちち、て言いたくなるほどに、腕を焼きつける。


ああ、
「旅に行きたい!」
じりじり暑いけど、その下をへとへとになりながら、歩いて、
知らない町を彷徨っていたい。


駆り立てるスイッチはあちらこちらに。




春は春なりの、
夏は夏なりの旅欲が、むくむく疼く。









雲は




また寄って集(たか)って、



遠くで光りを浴びて膨らんで、




あっというまに
流れて去って。












勢い雨と風と

膨らんで弾けた夏の真昼の暑さの
去った後には、





色んな者が 遺されていく。






狂想。




次の季節の予感。





黄昏の気配。




ぽつん感。





小さな光り ささやかな連なり。





綺麗な死。






意味のありそうな、何かを告げたげな、

幻のような、

白い光の月。





怖いような、戦慄のような、
哀しみのような、秘密の昂りのような






置き去りにされた夢心地のような。









お元気でしょうか。

自分は相変わらず、忙しくしております。

なんでこんなに?いつまでこんなに忙しい?

って言いたくなるけど、
全部そもそも、自分の仕業。
自分から好んで飛びついて行ったのだもの。

有り難く、頂いて、飲み干して、
お返ししなきゃ。



いろんな人から、いろんな‘花’を頂いています。



比喩的に言えば。


素敵な贈り物をもらえば、
また、お返ししたくなります。
したくなります、っていうか、しなきゃ!ってなる。

せっかくならば、出来る限り、素敵に。
最大限に、もっと素敵に。
お返ししたくなります。
したくなります、っていうか、しなきゃ!ってね。


こんな花もあるよ!って。

歌うたいでも無いしダンサーでも無いし画家でもない
そんな自分から捧げるならば、それはやはり‘花’なんだろう。

いや、
花っていうか、‘庭’なんだろう。

なんとなーく、比喩的に言えば。比喩になってないか。


なんのこっちゃ、ですね。




えーと、

色々、動いて、進んでいます。

会社の仕事も、歌庭の仕事も、野口造園も。
フルスロットル。

もう少ししたら、晴れてお目見えできるようにするため

それまでの、今は、黙々と仕込み中の時。なのかね。

近々告知するかね。


とりあえず今は、表面化しにくくて伝わりづらいタイプの「ちょっと今いろいろねー、忙しいんですよ;」の、時期。

粛々と、頑張ってます。

迫り来る8月15日の、
マイ・ガッデス
のアルバム発売&ライブで出会えるその日を。ただその「ご褒美」を、100%の最善の状態で頂戴することばかりを、希望に!

そんなドキドキも抱えつつ。



そんなこんなで。




暑中お見舞い申し上げます。m(__)m






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