暑い日。
Coccoのライブ。
お台場合衆国にて。
1000人以上入ったみたい。立ち見も居た。
お台場のフジテレビのお祭り騒ぎに集まっている夏休みの群衆のうごめく渦の密度と、照り返すコンクリートの黒い熱射と温風がもう、
むんむんに暑狂おしすぎて、
むしろ「ミサに向かってます」的な、粛々とした心構えだったもんで、
その、あら、場違いかな、みたいな温度差に一瞬、ひるみましたけども。
けどでも、
関係ないもん、そんなの。
筋金信者だもん気にしないもん。今更。
もちろんCoccoのいつぞやのツアーTシャツ着てったもん。ツアータオルは忘れたけど。
終戦記念日という特別な祈りの日に、Coccoはいつも、何かをやってきた。
去年は、
沖縄のライブフェスに出演してて。さすがにそこへは行けなかったけど、
u-streamという便利なもので生中継されたので、ネットで見届けることが出来た。
息を殺して、固唾を呑んで、心配とか感謝とか緊迫とか混ざりあわせで、
見守った。
一昨年は、
渋谷のタワレコで、「こっこさんの台所」出版記念ミニライブ。幸い、行けた。
明らかに痩せ細って、どうやら病んでた。張り裂けて消えてしまいそうだった。
嬉しいとかじゃなくてもう、心配で心配で、痛かった。
やっぱりそのときも、張り詰めながら、見守った。
今年。
コンプリートベスト盤発売!と同日のライブということで、
より有名どころの、ベストオブベストのセットリスト。
Raining。
Coccoの歌の中で、一番最初に「えっ なにこの歌」と、超衝撃を食らった、自分にとって記念すべき一曲。
ポロメリア。意外になかなか実演されなかったロックバンドバージョンで、初めて聴けた。
それから、
樹海の糸。
強く儚い者たち。
定番の2曲。
以上、どっちかっていうとポップな曲たち。
そして、ラスト。
「花柄」。
今回のベストでやっと新録されて収録された、伝説の曲。
可憐な雰囲気のタイトルのイメージとは 手の平を返すように、
願いも祈りも届かないという絶望の、
それでも乞いを連ねる、張り裂けるような、痛切な歌。
花なんて どこにも出て来なくて、
「ぶっ殺す」と繰り返す歌。
ぞわっ、と来た。
やばかった。
目を見開いて、
命を振り絞って、悲鳴のように歌ってる。
真骨頂を見た。
衝撃でした。
この曲、今年の8月15日、ずーーっとエンドレスリピートでした。
*
全部で 5曲。
ほとんどぶっ通しで。30分くらい?
息を殺して、ぎゅっと拳を握って、固唾を呑んで、祈るように、
瞬きも惜しんで、すべての一瞬一瞬を見逃さないように、
張り詰めながら、
見守った。
今年も。
ハイパークアッドコアファンとしては、あれもこれもーって欲張りたくなるもんですけれども、
短い時間ながら、全身全霊をあらん限りに引き裂いて歌を放ってくれたことはどう見ても明らかだったので、
もう十分、満足、これでいいです、ありがとう、感謝。
でも、
アンコールしてくださいの拍手、すんごく粘った。叩き続けた。
他のみんなも、終わったからって言われてもちーっとも席を立つ気を見せず、叩き続けてた。
同じ気持ちなんだなーと、ちょっと胸が熱くなる。
結局、アンコールやんないから、って撤収が始まって、仕方なくずるずる、退去。
振り返れば、夕暮れ前の夏の空と、
ワンピースの船のかたちの滑り台。
帰り道、新宿のタワレコで、件のCDを買ってから、帰る。
今回は、アーティストの断固たる意向で、フライングゲットが出来なかったのだった。
必ず8月15日に届けたい。という、その日にちに刻み付けた意味は、軽くない。
*
というわけで、
今年の8月15日も、徹頭徹尾、フルCoccoでした。
あー、ここまでとりあえず生き延びれてて、良かった。って思う。
お台場まで来たのは、奇しくも3.11その日以来でした。
てか、
Coccoさん、生きていてくれてありがとうと思う。
また痩せてしまっているようだったので、また心配が募る。
Coccoが、どうにか生きて欲しい、
生き延びて少しでも長く、ひとつでも多く、たくさん歌い続けてくれている限り、
自分も、追って、
生きていこうと、
生きていかねばと、思っている。
かなり本気でそう想っている。
だからもう、好きだの嫌いだのとかじゃない次元なので、
今回の日記のカテゴリーも「遊興」でも「徒然」でもなくて多分
「宗教 -religion-」なんだと思う。そんくらいなのもう。
だからもー、どうか、
どうか、
「絶対に死なないで!」
と、
切に想っている。
ちなみにこの度発売になりましたベストはデビュー曲から全シングルとか手に入りにくいレア曲とかだいたいしっかり時系列で収まっているので、新参の方にはお勧めしやすい、素敵でお手ごろな内容となっております。ぜひお買い求め下さい。
ちなみにタワレコで買うと、美麗ジャケット(もちろんCocco作の絵)のステッカーも貰えます。
*
そんなこんなで、お盆も送り火。
折り返し地点も過ぎました。
月も欠け始め。
道端では、ひっくり返って悶絶しているセミの、事切れる寸前の命のかけらが転がっています。
自転車で走ってたら、コメカミに衝突されました。びっくりしたって言うか普通に結構なクラッシュアタックだった。
そんなセミの命も、あとわずか。
平素のお仕事モードも再開してしまいました。
非・平素的なイベント仕事も、ちらほら動きつつ、
早くも、9月の足音。
9月ってことは、もう10,11,12、、げっ!もうすぐ一年終わり!?
師走!?
、、ぎゃーーーーーーーー!!!
愕然、です。
でもーでもでもー、
今年が終わる前に、秋に、Coccoさんのライブツアー!があるのでー、
もう一山、燃え盛らせてもらいます。
明日さえ知れず、
来年なんてもうどうなってるかわかんないから、今回のチャンスはもう、確実に、全部、
追っかけたい。
とりあえず先行予約、頑張ります。
*
Coccoのライブ。
お台場合衆国にて。
1000人以上入ったみたい。立ち見も居た。
お台場のフジテレビのお祭り騒ぎに集まっている夏休みの群衆のうごめく渦の密度と、照り返すコンクリートの黒い熱射と温風がもう、
むんむんに暑狂おしすぎて、
むしろ「ミサに向かってます」的な、粛々とした心構えだったもんで、
その、あら、場違いかな、みたいな温度差に一瞬、ひるみましたけども。
けどでも、
関係ないもん、そんなの。
筋金信者だもん気にしないもん。今更。
もちろんCoccoのいつぞやのツアーTシャツ着てったもん。ツアータオルは忘れたけど。
終戦記念日という特別な祈りの日に、Coccoはいつも、何かをやってきた。
去年は、
沖縄のライブフェスに出演してて。さすがにそこへは行けなかったけど、
u-streamという便利なもので生中継されたので、ネットで見届けることが出来た。
息を殺して、固唾を呑んで、心配とか感謝とか緊迫とか混ざりあわせで、
見守った。
一昨年は、
渋谷のタワレコで、「こっこさんの台所」出版記念ミニライブ。幸い、行けた。
明らかに痩せ細って、どうやら病んでた。張り裂けて消えてしまいそうだった。
嬉しいとかじゃなくてもう、心配で心配で、痛かった。
やっぱりそのときも、張り詰めながら、見守った。
今年。
コンプリートベスト盤発売!と同日のライブということで、
より有名どころの、ベストオブベストのセットリスト。
Raining。
Coccoの歌の中で、一番最初に「えっ なにこの歌」と、超衝撃を食らった、自分にとって記念すべき一曲。
ポロメリア。意外になかなか実演されなかったロックバンドバージョンで、初めて聴けた。
それから、
樹海の糸。
強く儚い者たち。
定番の2曲。
以上、どっちかっていうとポップな曲たち。
そして、ラスト。
「花柄」。
今回のベストでやっと新録されて収録された、伝説の曲。
可憐な雰囲気のタイトルのイメージとは 手の平を返すように、
願いも祈りも届かないという絶望の、
それでも乞いを連ねる、張り裂けるような、痛切な歌。
花なんて どこにも出て来なくて、
「ぶっ殺す」と繰り返す歌。
ぞわっ、と来た。
やばかった。
目を見開いて、
命を振り絞って、悲鳴のように歌ってる。
真骨頂を見た。
衝撃でした。
この曲、今年の8月15日、ずーーっとエンドレスリピートでした。
*
全部で 5曲。
ほとんどぶっ通しで。30分くらい?
息を殺して、ぎゅっと拳を握って、固唾を呑んで、祈るように、
瞬きも惜しんで、すべての一瞬一瞬を見逃さないように、
張り詰めながら、
見守った。
今年も。
ハイパークアッドコアファンとしては、あれもこれもーって欲張りたくなるもんですけれども、
短い時間ながら、全身全霊をあらん限りに引き裂いて歌を放ってくれたことはどう見ても明らかだったので、
もう十分、満足、これでいいです、ありがとう、感謝。
でも、
アンコールしてくださいの拍手、すんごく粘った。叩き続けた。
他のみんなも、終わったからって言われてもちーっとも席を立つ気を見せず、叩き続けてた。
同じ気持ちなんだなーと、ちょっと胸が熱くなる。
結局、アンコールやんないから、って撤収が始まって、仕方なくずるずる、退去。
振り返れば、夕暮れ前の夏の空と、
ワンピースの船のかたちの滑り台。
帰り道、新宿のタワレコで、件のCDを買ってから、帰る。
今回は、アーティストの断固たる意向で、フライングゲットが出来なかったのだった。
必ず8月15日に届けたい。という、その日にちに刻み付けた意味は、軽くない。
*
というわけで、
今年の8月15日も、徹頭徹尾、フルCoccoでした。
あー、ここまでとりあえず生き延びれてて、良かった。って思う。
お台場まで来たのは、奇しくも3.11その日以来でした。
てか、
Coccoさん、生きていてくれてありがとうと思う。
また痩せてしまっているようだったので、また心配が募る。
Coccoが、どうにか生きて欲しい、
生き延びて少しでも長く、ひとつでも多く、たくさん歌い続けてくれている限り、
自分も、追って、
生きていこうと、
生きていかねばと、思っている。
かなり本気でそう想っている。
だからもう、好きだの嫌いだのとかじゃない次元なので、
今回の日記のカテゴリーも「遊興」でも「徒然」でもなくて多分
「宗教 -religion-」なんだと思う。そんくらいなのもう。
だからもー、どうか、
どうか、
「絶対に死なないで!」
と、
切に想っている。
ちなみにこの度発売になりましたベストはデビュー曲から全シングルとか手に入りにくいレア曲とかだいたいしっかり時系列で収まっているので、新参の方にはお勧めしやすい、素敵でお手ごろな内容となっております。ぜひお買い求め下さい。
ちなみにタワレコで買うと、美麗ジャケット(もちろんCocco作の絵)のステッカーも貰えます。
*
そんなこんなで、お盆も送り火。
折り返し地点も過ぎました。
月も欠け始め。
道端では、ひっくり返って悶絶しているセミの、事切れる寸前の命のかけらが転がっています。
自転車で走ってたら、コメカミに衝突されました。びっくりしたって言うか普通に結構なクラッシュアタックだった。
そんなセミの命も、あとわずか。
平素のお仕事モードも再開してしまいました。
非・平素的なイベント仕事も、ちらほら動きつつ、
早くも、9月の足音。
9月ってことは、もう10,11,12、、げっ!もうすぐ一年終わり!?
師走!?
、、ぎゃーーーーーーーー!!!
愕然、です。
でもーでもでもー、
今年が終わる前に、秋に、Coccoさんのライブツアー!があるのでー、
もう一山、燃え盛らせてもらいます。
明日さえ知れず、
来年なんてもうどうなってるかわかんないから、今回のチャンスはもう、確実に、全部、
追っかけたい。
とりあえず先行予約、頑張ります。
*