日本百名山の一つ、皇海山に上りました。標高2143メートル。
カッコイ名前なので気になっている山でした。
サク山とか、皇開山とかいろいろ名前はあったらしいですが、結局は詩情をそそる皇海山に落ち着いたみたいですね。
登山そのものは順調でしたが、下山途中で転んだ拍子に岩石に顔面を激突してしまいました。その瞬間、昼間なのに星が見えるんですよね。不思議です。痛さのあまり、リュックを背負ったまま仰向けで30分くらい空を見ていました。
「雲がかっいい」とか。
頬骨とか骨折していたら面倒だし・・・。ヘリコプターとか呼んじゃうと60万くらいかかると脅された記憶がよみがえりました。
(真偽は不明です。自治体によっては無料の場合もあります)
鼻の奥がツーンとして出血したような感覚もありました。
人間の顔はよくできていて、顔面は空洞ばかりです。鼻で呼吸する必要がありますから。空洞があるということはクツションになるので折れそうで折れにくいはずだと、空見ながら思っていました。
顔面はスカスカなので、骨折しても脳にはダメージがいかないはずだから、後遺症はないだろうし、最悪でも歩いて帰るか・・・・、なんて空見ながらいろいろ対処法を考えていました。
顔面を軽くして、重要な器官はすべて後頭部に回して重さに格差をつけています。だから、振り向くときに軽いんですよね。顔面が重かったら、振り向くたびに「むちうち症」になってしまうし。
ちなみに頭の重さは男性で5キロといわれます。ボーリングのボール1個分ですね。
後頭部が重いので、車で「オカマ」ほられると、衝撃で首の形が変わるときがあります。
まだ自爆して前から突っ込んだほうが確率的には後遺症が少ないです。
ちなみに側面からの追突も防御が弱いので後遺症がきついです。以前、上半身が事故をきっかけに右横にスライドしてしまった女性がいました。
結局のところ、痛みが治まったところで、立ち直って下山を続けました。骨折は回避できたと思うのですが、二週間後の今でもまだ頬が痛いです。鼻に衝撃が走ったせいか、左の鼻がつまったような気がします。ちょっと不安なんですよね~
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