茨城県常総市に「一言主神社」という変わった名前の神社があって、一度行って見たいと思っているのですがなかなかいけません。今年も元日から仕事だったし・・・・・。
いちおう伝説としては、「悪事(まがごと)も一言、善事(よごと)も一言、言い離(はな)つ神」となっています。要するどんなダーティーな願えばかなえてやるぞ、というずいぶん悪役な神様でもあるのです。
役行者という日本の修験道の開祖になる人物がいるのですが、その人物の修行ょ邪魔してこらしめられる人物として一言主という豪族が歴史に登場します。奈良の葛城山を地盤とした王朝の子孫ともいわれます。蘇我氏なども子孫といわれていて謎の多い氏族だったりします。
歴史的には悪役ですね。その悪役の神様がいつのまにか人気者になってしまうのが、日本のあやふやなところで好きだったりします。でも、奈良の神様がどうして茨城にやってくるのでしょう。近くの鹿島には曾我氏を倒した藤原鎌足がいるのに。
ちなみに今の茨城の一言主神社は子宝神社として霊験あらたかといいます。骨董市なんかも有名みたいですけど。一言主一族は雄略天皇に攻められて雲散してしまったのですが・・・・・・。雲散霧消して各地で発展したからでしょうか・・・・。
治療室サン光webページ 1666 http://www.geocities.jp/sanko3911/