寒さよりのサンショさん。

ムシャ、ムシャ、カリポリ。



ムシャ、ムシャ。


クンクン。

　気温が上がらなかったので、ほぼ終日ホットカーペット炬燵稼働でした。すると猫引き篭もるので、サンショさんは自分の時間が……持てませんでした。
　猫、代わる代わる現れては、机の上やらサンショさんの膝やらで寛いで見せたり、おきまりの「トイレ綺麗にして」。「ウンチ出たから、早く早く」と、急かしたり、「ゴシゴシ（ブラッシング）して〜」。と、喚き立てたり。
　寒さよりも要求が勝るニャンズなのでした。
　今も冬に備えて敷いたカーペットに座って、サンショさんの様子を伺っています。
　夜は寝ようよ。あんたたちに昼間こき使われるので、こうして深夜に自分の時間を確保したサンショさんでしたが、確保出来ずに、ただただニャンズがサンショさんをこき使う時間が増えただけでした。