寝起きのポンコ。怖い! 顔。
ポ「サンショさんは、いつもひとりでモグモグしていてずるいのです」。
サ「サンショさんは、ご飯を食べる時間もそこそこに、ポンコちゃんにお仕えしています」。
ポ「嘘です。モグモグしています」。
サ「何かなあ?」。
ポ「ほら、今もモグモグです」。
サ「ああ、これね。これは薬。苦い苦いだよ」。
ポ「にがいにがいを、モグモグは嘘です」。
サ「嘘じゃねーよ。あ . . . 本文を読む
昨日は、午後から晴れて気温もグングン上がり、「良い感じだぞ」と、天気に向かって叫びたいくらいの暖かな日でした。冬もあれくらいなら良いのにね。また寒くなるらしいので、油断大敵です。
ポ「あったかでした。サンショさん、いつもあのくらいあったかにしてください」。
サ「えっ? サンショさんがしている訳じゃないです」。
ポ「じゃあ、誰?」。
サ「誰? と言われても、気象だからねえ」。
ポ「 . . . 本文を読む
「ようやく眠くなったか」。と、サンショさんはホッと胸を撫で下ろしました。↑ と言うのも、長い時間、睨め付けられていたからです。
サ「サンショさんは、いつもどうりにやりましたよ」。
ポ「ちがうもん。ちゃんとしていなかったもん」。
サ「それはワガママというもの。サンショさんは、右の腕が痛いにも関わらず、ずっと棒を振りましたよ」。
ポ「ああいうのじゃなくて、もっとピョンピョンなの . . . 本文を読む
ポ「いつもサンショさんが、『こっち(カメラ)を見ろ見ろ』って煩いから、しっかりと見てやったです。そしたら、今度は、『近い、近い』って煩いのです」。
サ「イヤー、限度ってものがさ」。
ポ「猫に限度を理解しろって?」。
サ「ごめんなさい。サンショさんが悪かった」。
ポ「分かれば良いです。これからは見た方が良いですか? 見ない方が良いですか?」。
サ「だから、限度ってものがさ」。
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そんな訳で ↑ ちょいと作業をしていたサンショさんが、次の瞬間目にした物は…食い千切られた紐。
サ「ポンちゃん、自分の玩具になんてことをするの?」。
ポ「ポンちゃん、しらない」。
サ「紐を喰い千切るなんて、あんたしか居ないじゃない」。
ポ「そうやって決め付けると、ふりょおになります」。
サ「ああ、何にでもなっとくれ」。
仕方なしにサンショさんは、(食い千切り防止 . . . 本文を読む
炬燵の中から、時折「ドサッ」と言う音が聞こえます。すると、大慌てで猫が飛び出して来るのです。
ポ「いぢわるされました」。
サ「どうした、どした?」。
ポ「ポンちゃんは気持ち良く眠っていたのに、落とされました」。
サ「落ちました。でしょ」。
ポ「ポンちゃんは眠っていただけです」。
サ「あんたが寝ぼけたか、寝相が悪かったかで、落ちたのですよ」。
そうなのです。寝ぼけたのか、寝相 . . . 本文を読む
この紐、伸びきった元ゴム紐です。どこで調達してきたのか、サンショさんは鈍い頭をフル回転させて考えました。
分かりました。これは携帯用・屋外用・折り畳み椅子のパーツでした。そう言えば、以前(そう昔でもない)も同じような紐を咥えていました。放ったらかしになっていたので、サンショさんが捨ててしまったのでした。
サ「ポンちゃん、この紐は取ったらダメなヤツです」。
ポ「大丈夫です」 . . . 本文を読む
どこかから調達してきた紐が気に入り、片時も離さないポンコちゃん。どこに行くにも一緒。眠っているときだって、お腹の下に敷いています。誰も取らないから安心してください。
ポ「サンショさんは、すぐに捨ててしまうのです」。
サ「そうかもねー。どうせすぐに飽きるかと」。
ポ「飽きるまで、捨ててはいけないのです」。
サ「分かりました。だったらもっと綺麗な紐をあげましょうか?」。
ポ . . . 本文を読む
サ「サンショさんは無駄が嫌いです。血の涙を流すくらいに嫌です」。
ポ「ケチだからですか?」。
サ「倹約です」。
ポ「そりは良いことですが、ポンちゃんと関係あるですか?」。
サ「大いにあります人間だけなら必要のないエアコンを、ポンちゃんの為に入れているのです」。
ポ「で、ポンちゃんにどうしろと言うですか」。
サ「折角部屋全体が暖まっているのだから、炬燵の中に潜り込んで欲しくないので . . . 本文を読む
最近では、サンショさんとモニターの間を疾走するという暴挙にも出るポンコちゃん。走り抜けると机を下り、脇を回ってまた机に駆け上り、サンショさんとモニターの間を疾走。
かと思えば、CDドライブをクンクン嗅いでみたりと、コンピュータに興味津々なのです。
サ「ポンちゃん、何か調べたいことでもあるのですか?」。
ポ「そういうことではないです」。
サ「ならば、嫌がらせですか?」。
ポ「そ . . . 本文を読む
「カッカカッカ」。不気味な音が木霊する。無視していると、ボリュームアップ。これ、ポンコちゃんの「ちっこ出た」の合図なのです。何故かうんちは教えないのですがね。
この音がしたら、サンショさんは何をおいても駆け付けなければならない。と言う決まりがあるらしいのです。行かないと大騒ぎになるからです。
で、行ったら行ったで、こんな物↑を見せ付けられ、ポンコちゃんの気が済むまで待機。時間 . . . 本文を読む
初冬までは人間用のホットカーペットをご愛用だったポンコちゃんですが、炬燵を設えてからは、その存在を忘れてしまったようで、すっかり御茶を挽いていたのです。ホットカーペットでは背中が寒かろうと、写真の椅子の内側に毛布を三方に張り巡らせ(パイプが冷たかろうとの配慮から)、炬燵みたいにしていたのですが、それも全く無視され続けていたので、毛布を取り、椅子も片付けようとしていたところ、今になって . . . 本文を読む
ポ「大変です。家の中に臭い臭いがあるです」。
サ「う○ちしたかい?」。
ポ「そうではないです。嗅いだことのない臭い臭いです」。
サ「何さ?。ああ、これね」。
ポ「うわーっ、鼻が曲がるです」。
サ「これは、銀杏(ぎんなん)です」。
ポ「ぎんなん? 何する物ですか?」。
サ「食べ物です」。
ポ「こんな固い物を、食べるですか?」。
サ「そだよ。凄いでしょ? 齧ってみ . . . 本文を読む
サ「お気に召しませんか? 暖房完備です」。
ポ「そですね。少し気になります」。
サ「でしたら、お試し入居なさってはいかがでしょう」。
ポ「お試しですか?」。
サ「はい。一瞬でも寝心地をご確認いただければ幸いです」。
ポ「そですね〜。その一歩が中々」。
サ「1階は、クッション性に優れた、フワフワの寝心地。2階は、暖房完備の温かな作りとなっております。しかも重さに強い、強固なダンボー . . . 本文を読む
サ「そこの猫さん。そんな所で邪魔をしていないで、こちらへ来なさい」。
ポ「ポンちゃんのことですか?」。
と、モニターの前に促し、ほかの方の猫ブログを観せる。
ポ「わーっ、猫がいっぱいですねえ。みんな、しあわせそうです。楽しそうです。飼い主さん優しそうです。美味しそうなご飯です」。
サ「そうじゃねーよ。どの猫さんも、ちゃあんと写真に収まっているでしょ。みんな協力しているでしょ . . . 本文を読む