チビ猫に押されっぱなしのサンショ家の女王様。猫背になって食べる姿がいじましく思えます(嘘)。
ポ「ポンちゃんは、あのチビ嫌です」。
サ「でしょうね」。
昨日も押されっぱなしでした。チビは姉妹で一緒なので強気なのです。それにしても、なんてヘタレな女王様でしょう。威張っているのは、サンショさんにだけです。
学校では大人しくしているくせに、家で母親だけには威張る、子どもによく似ています。 . . . 本文を読む
チビ猫とご対面となったポンちゃん。チビが背中を丸め、毛を逆立たせて、威嚇。スゴスゴと逃げ出した3歳。サンショさんに対しては強気なポン猫が、生後ひと月チョイのチビにはまるっきり歯が立たないようです。
ポ「相手がチビだから、ポンちゃんは我慢しているです」。
サ「偉いねー。さすがお姉さんだねえ(棒読み)」。
ポ「どうしてあんなチビがいるですか?」。
サ「少しの間の辛抱だから。仲良くして . . . 本文を読む
ポ「あのチビ、ポンちゃんに『フーッ』って言うのです」。
サ「なんと、ポンコ女王様に向かってですか」。
ポ「いけないことです。お仕置きしなさい」。
サ「かしこまりました。では、梅安バージョンですか? 念仏の鉄? 中村主水ででしょうか?」。
ポ「そうやってはぐらかす! ポンちゃんは、プンプンです」。
サ「何も分からない、チビだから、女王様の寛大なお心で許してあげてください」。
ポ「え . . . 本文を読む
仔猫を預かって二日が過ぎました。初日は食欲や排泄で心配があったのですが、昨日は、良く食べ、良く出し、良く寝て、遊びたがったりと、すでにサンショ家に馴染んでいます。
サンショさんにも、徐々に慣れて、甘えたりすると…、サンショ家の主だか女王だか知らないが、面白くないのがこのお方↓。
赤ちゃん返り半分、大人だからヘッチャラ半分の入り混じった複雑さ。
ポ「今日は、ポンちゃんの出 . . . 本文を読む
ポンコちゃんの険しい目つき↑の訳は…。
ポ「おかしいです。おかしいです」。
サ「可笑しい? 楽しいの?」。
ポ「違います。どこかへんなのです」。
サ「ほう?」。
ポ「ポンちゃんとは違う猫の匂いがします」。
サ「気のせいじゃない」。
ポ「ポンちゃんとは違う猫の鳴き声が聞こえます」。
サ「空耳じゃない」。
ポ「ポンちゃんとは違う小さい猫が見えます」。
サ「幻覚じゃない」。
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サ「すっかり暖かくなりました。何なら暑いくらいです」。
ポ「過ごしやすくなりました」。
サ「そこで、20度を越す日は、ホットカーペットは要らないかと思うのです」。
ポ「ハンターイ、反対です。急に寒くなるかも知れません」。
サ「片ずけるとは言っていません。今夜みたいに暖かい夜は、電源を入れなくても良いかな」。
ポ「ダメです。サンショさんが眠っている間に、氷河期になったらどうしますか」 . . . 本文を読む
近頃、どうも台所に居るなあ〜。そして、サンショさんが台所に行くと、悪戯を見付かった子どものように、走り去るなあ。と、見ていたのですが、その理由が分かりました。
答えは蛞蝓(なめくじ)でした。築60年のボロ屋なので、水回りの辺りは湿気が多く、また、この気候で蛞蝓が這い上がってきたのです。どこから湧き出るのか不思議なのですが、どうも雨天・曇天が続くと、出没するのです。
薬剤を用いても、出没し . . . 本文を読む
少しでも隙間があると、入りたくなる猫の習性。
最近、とみに気難しくなったポンコちゃんとの小競り合いが繰り返されているサンショ家ですが、そのひとつの猫じゃらし。先日などは、サンショさんに小一時間も棒を振らせておいて、じゃれたのは一回のみ。そして、どこで見ているのか、サンショさんが少しでも棒を振るのを止めると、「んなー」っと鳴いて催促する始末なのです。
「ポンコちゃんよ、サンショさんは右 . . . 本文を読む
深夜です。裏窓の雨戸を開けろと鳴いています。「バカ言っているんじゃねーよ」。サンショさんは、低い声で呟いています。最近、我儘に加速の掛かったポンコちゃん。勝手に我儘三昧ならばまだ良いとして(良くないが)、そのはけ口がサンショさんをこき使うことに向けられるのには閉口しています。
ポ「んなー、んなー。んんん…」。
不機嫌な時、何かを要求する鳴き声です。この声を聞くと、正直 . . . 本文を読む
ああ、可愛かったポンコよ。素直だったポンコよ。あの頃のポンコ↑は今何処。
おまけ↓。「僕たち、ポンちゃん応援隊です(嘘)」。
写真右から、多分ポンちゃんのパパ。毛並みとより目がそっくり。中、年下だけれどポンちゃんの叔父さん。左、全くもっての無関係だが、ポンちゃんを少し好き。
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サ「ねえねえポンちゃん。ポンちゃんは写真嫌いじゃん。だからこれから、イラストを描いていこうかと思うのです」。
ポ「えーっ! 昨日のあのイラストでこりないですか?」。
サ「どうして懲りなきゃならないのさ」。
ポ「言いずらいですが、サンショさんはヘタクソです」。
サ「それはそうだけれど、そんな下手上手絵も有りかなと」。
ポ「ヘタウマではなくてヘタクソです。ハジをサラスだけ . . . 本文を読む
ポンちゃんが、ホットカーペットの上で、こんな風に↑伸び切って寝ていました。
ポ「プププッ(吹き出す)。それは↑なんですか?」。
サ「ポンちゃんです。寝姿が可愛らしかったので、描いてみました」。
ポ「ヘッタクソすぎです」。
サ「ですね」。
ポ「サンショさんは、大学では何を専攻したのですか? 言ってみてください」。
サ「まっ、良いじゃない。昔のことだし」。
ポ「ダメです。はっき . . . 本文を読む
昨日、怪我を負った猫を保護したので、ポンコちゃんは落ち着きませんでした。少しでも異変があると、引き篭もり猫になります。すると、ワガママは抑えられるので、サンショさんとしては楽なのですが、ポンコちゃんの精神的負担は大きいことでしょう。出来るだけ、ポンコちゃんの名前を呼んで話し掛けるなどのガラにもないケアは怠らなかったつもりです。
が、一夜明け、自身に影響はないと分かったらしく、ポンコ様 . . . 本文を読む
「猫は可愛いが仕事」と、某著名漫画家。
「猫は寝ることと食べることが仕事」と、某ベストセラー漫画家。
そして可愛いには程遠いうちの猫 ↑ 。満面の不満顔ですが、一体何がどう不満だと言うのでしょう。
サ「食べて眠って遊んで、ほかに何か?」。
ポ「サンショさんがいぢわるです」。
サ「へいへい、意地悪でも何でも良いや」。
ポ「そうやって受け止めてくれないところもいぢわるで . . . 本文を読む
ポ「うぎゃーっ。ツンとした。刺す。鼻を刺されましたー」。
サ「うはははは(爆笑)」。
ポ「サンショさんに刺されたー」。
サ「痛い、痛いに貼る薬だよ」。
ポ「くすり? 痛い痛い?」。
サ「そう。痛いところに貼るのだよ」。
ポ「刺されないですか?」。
このところ、あちこちが痛むサンショさんは、湿布薬を手放せないのです。それを物珍しそうに見ていたポンコちゃんは、好奇心から近付いて . . . 本文を読む